先日僕の子供が銀行で、10万円を1年物の定期預金にしました。
「利息はいくら付くの?」って聞かれたので、「年率0.025%なら約20%の税金を引いて、19円くらいだよ」って教えたら、「1年預けてたったそれだけ?」ってガッカリしていました。
周りではアベノミクスや円安の影響で、株やFXで一儲けしようと頑張っているのが多いですが、あまりうまくいってないみたいですね。
FX課長君みたいに実際に勝っているトレーダーは少数派ですからね。
値動きの激しさについていけなかったり、やみくもに取引を繰り返したりで、結局は損してしまうようです。
これだとギャンブルの要素が強くて、もはや「投機」にすぎないですよね。
そこでお勧めしたいのが「投資信託」です。
預貯金よりも収益が期待できますし、株やFXよりもリスクが低い。
特に長期の安定した資産運用には最適な金融商品なのです。
投資信託は運用する会社が設計した「ファンド」に投資するものです。
例えばAというファンドは複数の株式に、Bというファンドは高い格付けの債券を中心に、といった具合に特色があります。
証券会社の口座に預け入れたお金は、まずMRFの買い付けに使われます。
無意識に使う事になるMRFも投資信託の仲間なのです。
多くの投資家から資金を集めることで、個別では手が出しづらい新興国の株式や、まとまった元手が必要な不動産などにも投資することができます。
よく「分散投資」の良さが取り上げられますが、投資信託を保有すれば簡単に分散投資が出来るのです。
投資信託は年率5%の利回りを目指しているファンドが多いですから、預貯金よりもはるかに高い収益が期待できますよね。
買い付けは10,000円からできるものが多いですけど、1,000円から積立が出来るファンドもありますから、気軽に始めることができます。
投資信託の運用で得られた収益は、「分配金」という形で保有者に支払われます。
そのまま受け取っても構わないですが、長期で投資するなら分配金で「再投資」して、同じファンドを増やすことをお勧めしたいですね。
そうすることで利息が利息を生む「複利効果」が期待できますよ。
短期だとあまり違いが感じられないかもしれないですが、長期で保有すればするほど、複利の効果は大きくなるのです。
ただ投資信託の中には「特別分配金」と言って、収益が得られていないのに、元本を取り崩して分配金を出すものもあります。
そうすると元本が減ってしまって却って損することになります。
必ず分配金を支払うとアピールしているファンドは、気をつけた方がいいかもしれません。
投資信託は証券会社や、最近では銀行や郵便局でも取り扱っています。
預貯金と違って、買い付け時に販売手数料が発生します。
特に窓口販売は高い傾向にありますね。
「ノーロード」と言って、買い付け時の手数料がかからないファンドもありますよ。
手数料は他にも、保有している間や、売却時にもそれぞれ発生します。
自分の保有したいファンドをどこで扱っていて、どこで安く買い付けできるか、あらかじめ調べた方がいいですね。
提示されている基準価額は、1万口を買い付けた場合の値段です。
例えば基準価額5,000円のファンドを10,000円で買い付けたら、手数料抜きなら2万口のファンドを保有したことになりますよ。
もちろん投資信託にもデメリットはあります。
まず預貯金と違って、運用に失敗すると元本割れするリスクがあるのです。
株やFXと比べると、短期的に高い収益を上げることは難しいですね。
10%以上の利回りを期待するなら株やFXの方が可能性は高いと思いますよ。
その分、リスクは大きいですけどね。
多少のリスクを取れて、長期的な資産運用を考えているなら、投資信託はお勧めです。
仕事で頻繁に値動きを追えなかったり、激しい値動きに敏感な人は、心にゆとりを持って取り組むことができるでしょう。
それでいて利回りも高めですし、買い付けや売却も簡単ですから預貯金代わりにぜひ利用して欲しいですね。
買い付けから売却まで経験すると、資産運用の良い勉強にもなりますよ。
僕の子供にも、今度は投資信託を勧めてみようかな。
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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