マージンコールがかかっても口座に入金もせず、
ポジションの調整もしなかった場合はどうなるか。
次は強制決済、つまり「強制ロスカット」。
ロスカットはFX会社の判断で自動的に執行されてしまいますよ。
では、ロスカットはいつ、どのようにして執行されるのか?
実は「ロスカット」という言葉は、業者側の基準で判断されるものの他に、
通常、リスク限定のために自分で行う損切りの意味でも使われます。
『口座資金が危険』というワケではないけど、自分自身のトレードルールに従って
「〇円になったらロスカットする」と決めて行うケースですね。
業者側が最終判断で行うこの「ロスカット」は「強制ロスカット」とも言いますよ。
ロスカットは「突然」というワケではありません。
きちんと自分の口座を監視していれば
ロスカットに至るまでの経過は分かる!
ロスカットは必ずマージンコールを経てからになります。
だけど、突然の相場の急変ではマージンコールからロスカットまでの時間がなく、
あっさり決済されてしまうようなこともあり得る。
常に余裕を持ったトレードを心がけたいものですね。
余裕を持った取引は口座残高やポジションの建て方に余裕を持つということ。
とはいえ、もしロスカットになるとしたら
どんなふうになるのかを詳しく知っておくことも大切。
FX会社ごとに決まってるロスカットの基準が「ロスカットルール」。
ロスカットルールは会社ごとに違っていて、
自分の使っているFX業者のルールを確認しておく必要アリ!
主に違うのは、口座維持率が何%になったらロスカットを
執行するのか、のパーセンテージの部分。
30%、40%、50%など、業者によって様々。
その基準に達した時、持っているポジションが一括で決済されるのか、
徐々に決済されるのか。その優先順位はどうなっているのか、などです。
FX業者を選ぶ際に、これらを考慮している人もいるぐらい重要なところです!
【FX業者のロスカット比率例】
FXブロードネット
ブロード1コース:取引証拠金の1%
ブロード20(ブロード20ライト)コース:取引証拠金の8%
ブロード50(ブロード50ライト)コース:取引証拠金の20%
ブロード50MC(ブロード50ライトMC)コース:取引証拠金の20%など
※いずれもリアルタイムロスカットの場合
外為オンライン
L50コース:必要な保証金の25%
L50Rコース:必要な保証金の100%
みんなのFX
証拠金維持率が70%
楽天証券
100%(余剰金が0を割り込んだ時点で)
GMOクリック証券
証拠金維持率が50%未満
ロスカットルールがあまりにもきつい業者だと資金もかなり余裕が必要だけど、
かと言って資金がほぼゼロになるまで何も行わないような業者だと不安。
ロスカットルールを考慮してFX会社を選ぶのは、
自分の資金量やトレードのやり方にも左右される。
これからFX業者を選ぼうと思ってる初心者の人は
各社のロスカットルールもチェックしてください!
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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