• ポンド円を売買時は保有ポジション数に十分な注意を!
  • 初心者でも損切り値で損失額を最小にしておけばOK
  • スワップポイント狙いもポンド円は高水準

主要通貨ペアの米ドル円、ユーロ円と同じくらい、人気の高い通貨ペアがポンド円です。
ポンド円の特徴や利益を出す方法、仕掛けるときの注意点など、さまざまな観点からポンド円について解説していきます。

FX初心者には難しいと言われる通貨ペア、ポンド円の注意点や、仕掛けるタイミングなどを知ったうえで、今後のFX取引に役立ててください。

FXのポンド円とは ?ポンド円の特徴について

ポンド円(GBP/JPY)は、英国で使われている通貨ポンドと、日本円を組合せた通貨ペアのことです。

ポンド円の買(Ask)注文は円を売ってポンドを買うことを指し、ポンド円の売(bid)注文は、ポンドを売って円を買うということを表しています。

ポンド円は現在もどの通貨ペアのなかでも、最も価値の高い通貨です。
1980年から1999年までは、184円から526円の間で推移していました。

第二次世界大戦後から現在まで、米ドルが基軸通貨として活躍していますが、以前はポンドが基軸通貨としての役目を果たしていたため、ポンド通貨の価値はかなり高いものでした。

現在ではイギリスの経済状態が思わしくないため、安定感の乏しい通貨となり、流通力の弱さから値動きの幅が大きくなっており、値動きの幅で大きく稼げるチャンスのある通貨となっています。

ただし、FX初心者には値動きの変動がはげしすぎて、大きな損失を出す可能性もあり、殺人通貨として有名です。

もともと高値のポンド円は、ポジション枚数に気を付けていないと、値動きがはげしいため、あっというまにロスカットになる可能性があります。

各FX業者の証拠金一覧を見てもらうとわかるのですが、ドル円やNZドル円と比べると必要証拠金が高くなっています。

ロスカットは必要証拠金を下回ることでなってしまうので、他通貨ペアよりも早い段階でロスカット値に到達してしまうということです。

NZドル円は、ポンド円と比べると、半分の値段でFX取引ができます。

NZドル円の現在の相場77円、ポンド円の現在の相場150円で計算すると、1万通貨を売買するのに必要な必要証拠金は、NZドル円が30,800円、ポンド円が60,000円となります。

ロスカットが必要証拠金の50%が基準値となっている場合は、NZドル円は15,400円、ポンド円は30,000円です。

証拠金維持率が基準値に到達されるとロスカットになるので、NZドル円は15,400円を下回るまではロスカットにならないのに、ポンド円では30,000円でロスカットになってしますのです。

ポンド円の場合は、他通貨ペアよりも余裕のある資金での運用が必要になります。


初心者には難しいポンド円ですが、なぜ値動きの変動がはげしいのか、どのような人におすすめなのか、FX取引での戦略も併せて解説していきます。

流通量の低いポンド円は値動きの変動が激しく初心者不向き

ポンド円の値動きの変動がはげしい原因は、ボラティリティ(為替変動率)の高さが関係しています。

ボラティリティが高い原因で考えられるのが、流通量の低さです。

流通量が低いために、少し動いただけで、一方的に同じ方向に一気に加速して動くこともあります。

人々の思惑が膨らみ、一方的な流れに乗って大きく値動きするため、一気に3円以上という大きな値動きをしてしまうこともあるんですよね。

常に大きく動くのではないかという人々の心配や不安があり、少しでも動くと人々の心配や不安が一気に膨らんで、同じ心理が働いて同じ流れで売買が進むことがあります。

ポンド円では大きく利益を出したいという個人投資家の人々が、チャートを見ながら常に見張っています。

常に見張っているので、瞬時に対応が可能なため、少しでも円高方面に動いた瞬間に、一斉に大勢の個人投資家や機関投資家、各国の金融機関による人々が、売り注文を出してしまい、ありえないほどの値動きが発生してしまうのです。

忙しいサラリーマンの人が、仕事でチャートが見られないときに、世界中の外国為替市場の参加者が相場を動かしてしまい、チャンスにのれなかったり、大損を出してしまったりということがあります。

日中にチャートに貼り付けないサラリーマンは、ポンド円でFX取引をするときは、テクニカルトレードで機械的に注文をするか、ポンド円以外でFX取引をするのが無難です。

初心者にも値動きが激しい通貨は大きく利益が狙えるかわりに、損した際のリスクも大きくなるからオススメできません。

損切り値を設定することで大損は免れますが、結局チャンスに乗るためにはチャートに張り付くか、テクニカルトレードを利用するかの2択となるでしょう。

ポンド円のトレード方法はテクニカルトレードがオススメ!

落ち着いた動きの通貨ペアでは、大きな利益を出すのは難しいです。
ボラティリティのあるポンド円だからこそ、きちんと戦略を立ててFX売買をしていけば、大きな利益を出せます。

あまり動きのない通貨ペアでは、なかなか大きく利益を出せないので、総合的に微妙なマイナスで終わってしまうこともあるでしょう。

ポンド円は、動くときは10円~15円と大きく動くので、メンタルの影響を受けないテクニカルトレードでFX取引をすることで、大きく利益を取れます。

大きく利益を取ることで、負けが続いても損失額を抑えておけば、総合的にプラスになるのです。

あとはスキャルピングやデイトレードなどの短期トレードにも向いているので、大きく利益を取りたいときは、ポンド円が最適になります。

ポンド円を使ったFX取引戦略

大きく値動きをする特徴のあるポンド円は、短期トレードのスキャルピングやデイトレードでのFX取引方法が向いています。

スキャルピングはチャンスがあれば1日に何度もFX取引をし、10pips~50pipsと小さい利益を出していくトレード方法です。

チャートで相場の流れを見ながら、ポンド円が買いの方向に進み始めた瞬間に、買い注文を入れて、10pips以上トレンドが上昇した瞬間に決済注文を入れて利益を確定させる注文方法がスキャルピングです。

タイミングがずれると損失が膨らんでいくので、チャートでしっかりと流れを読み、ベストなタイミングで売買注文を入れる必要があります。

損失を最大限に抑え、あまり欲張りすぎずにコンスタントに利益を取るのがコツです。
デイトレードは一日の中で、タイミングが来た時に仕掛け、仕掛けた当日中に決済をします。

スキャルピングよりは、じっくりと腰を据えて取り組めるトレード方法です。
総合的に利益が出れば良いので、確実に取れる利益と勝率を考えて、損失額を決めていきましょう。

ポンド円は予想不可能!メンタルの影響を受けないことが大切 !

すべての通貨ペアに言えることですが、予想することは難しく、100%の予想をすることは不可能に近いです。

さらに言えば、流通量が少ないボラティリティの高いポンド円は、他通貨ペアよりも予想がとても難しいのです。
初心者がポンド円で失敗しやすいのは、予想しにくい通貨ペアだからでしょう。

他通貨ペアでは経済指標や通貨に属した国での出来事などに反応し、相場が動いたりするのですが、ポンド円では予想外の動きをすることがとても多いです。

他通貨ペアなら「ここまで来たらきっとこう動くはずだ」という予想を立てられ、ある程度は予想通りに行く確率も高いのですが、ポンド円では思惑通りに動いてくれません。

予想を立てるよりも、メンタルの影響を受けないようなテクニカルトレードを用いて、トレードをした方が良いでしょう。

移動平均線やRSI、一目均衡表など、さまざまなテクニカルを使用してトレードすることにより、メンタルの影響を減らします。

損失額は総資産の1%で阻止!ポンド円のリスクコントロール

初心者の人が強制ロスカットに合わないためには、損切り値にストップロスオーダー(逆指値注文)を入れることが重要です。

損切り値を決めるポイントは、ずばり総資産から減らしても良い金額分を目安に決めます。

100万円をFX業者に入金した場合、1回のFX取引量でいくらまで損失を出せば良いでしょうか?初心者の人は、10%~30%までなら許容範囲だと判断しがちです。

損失を出すのは2回に1回だと考えてしまうからなんですね。たとえ、一年で五分五分の勝率が出せるテクニカルトレードを使用したとしても、「勝ち・負け・勝ち・負け・・・」ときれいにはいきません。

10回以上連続で負け続けるときもあるのです。大損失をしないようにと考えると、10%~30%の損失では、あっという間に総資産が失ってしまいますね。

初心者の人が慣れるまでは1%~3%が良いでしょう。
1万通貨単位でFX取引をした場合、3%の損失額で10回負け続けると、30万円の損失となります。

ポンド円は値動きがはげしく予想しにくい通貨ペアなので、損失額は総資産の1%にしておいた方がいいでしょう。
1%なら10回連続で負け続けても10万円の損失で済みます。

もう少し損失額を増やしても構わない場合は、FX取引で売買する枚数を増やすか、損切値の設定を広げるかで調整してください。

総資産から減らしても大丈夫な損失額が決まれば、いよいよ損切り値の設定してみましょう。

ポンド円を150円で1万通貨を買ったとします。
FX取引で買い(Ask)注文を入れたので、ストップロスオーダーは売り(bid)注文です。

10pips下がると1,000円の損失額になります。1回で10,000円の損失までが許容範囲だとすると100pipsまでとなり、ストップロスオーダーで仕掛ける損切り値は149円となります。

ただし、ポンド円は値動きがはげしいことを考えると、100pipsだとあっという間に149円に到達し決済されてしまうでしょう。

決済されたすぐあとに、値を下げるのをやめて、また上昇し始め、結局160円まで上がってしまって悔しい思いをすることも十分にありえます。

損切り値は一律100pipsに設定するのではなく、少なくても過去1年でどれだけの波幅があったのか統計を取る必要があります。

過去1年間で、いつもFXトレードで使用している時間足について、「最高値-最安値」を計算し、最も並幅が大きい値の半分が最適です。

1時間足チャートで見たときに、最高値159円、最安値149円、並幅10円が、最も並幅が大きかった場合、500pipsの損切り値にするべきです。

ポンド円を150円で1万通貨を買い(Ask)注文の場合、ストップロスオーダーを145円で設定します。

500pipsはかなり大きい値での、損切り値の設定になりますが、ポンド円の場合は大きく動く可能性があるので、許容範囲の損失額内で、できるだけ幅を持たせた損切り値を決めることがポイントなのです。

過去1年間のポンド円の動きをチャートで確認し、どのくらいの波幅があるのかを確認します。

波幅とは最高値から最安値の幅のことです。この幅がどれくらいなのかという値を算出し、5円の幅がある場合は、5円の損切値が必要になります。

ポンド円の値動きがはげしい通貨であるという特徴を考慮し、損切り値を決めるときは、総資産から減らしても良い金額を把握することと、連続で負け続ける可能性があるということを頭に入れて決めてください。

ポンド絡みの各通貨ペアの特徴について

ポンド円を中心に説明してきましたが、ポンド絡みの他通貨ペアについても紹介していきます。

初心者にとっては、クロス円のように、円絡みの通貨ペアの方が理解しやすいです。

なぜ理解しやすいのか、各通貨ペアごとの特徴を見ていきながら、クロス円のメリットを再認識していきましょう。

・ポンド円

ポンドと日本円の組合せで、日本ではメジャーな通貨ペアです。日本円とポンドのやり取りになるので、とてもわかりやすくなっています。

日本の人がポンド円をFX取引する場合は、日本円を使ってポンドを買うか(買い注文)、ポンドを使って日本円を買うか(売り注文)ということです。

値動きが大きいので、タイミング良く売買すれば、大きな利益が取れます。

・ユーロポンド

ユーロとポンドの組合せです。日本のFX業者からユーロポンドをFX取引する場合、

日本円からいったんポンドを買ってから、ポンドでユーロを買う(買い注文)のと、日本円からユーロを買って、ユーロでポンドを買う(売り注文)ということになります。

3つの通貨が絡むので、クロス円のポンド円より、さらに予想がしにくいです。
欧州経済とイギリス経済の力関係も読まなくてはなりません。初心者はユーロポンドの通貨ペアには手を出さない方が無難です。

・ポンドドル

ポンドと米ドルの組合せです。
日本円とポンド、米ドルの3通貨が絡むFX取引になります。

アメリカ(米ドル)とイギリス(ポンド)間の経済的な力関係を読みつつ、世界経済の流れを考慮して予想していかなければなりません。

アメリカの経済力などが把握しやすいので、ユーロポンドよりは少しはマシですが、初心者には難しい通貨ペアかもしれませんね。

ポンド円のスプレッドとスワップ金利

ポンド円はドル円やユーロ円と比べると、かなりスプレッドが広く設定されています。

スプレッド 売値と買値の差のことで、FX業者に支払う手数料


ドル円は各FX業者で0.2~0.3pipsとかなり狭いスプレッドになっているのに対し、ポンド円は0.9~1.3pipsとかなりの違いがあります。

違いがあるのは、流通量に関連しています。米ドルの流通量とポンドの流通量に違いがあるためです。

スワップ金利 スワップ金利は2国間の通貨を交換(スワップ)するときに出る金利差

通貨ペアごとにスワップ金利は違い、国の金融政策が大きく関連するので、金利差は日々変化しています。

日本よりも政策金利が高い国との通貨ペアは、買い注文でポジションを持ったときに、プラスのスワップポイントが得られます。

逆に日本よりも政策金利が低い国との通貨ペアは、買い注文でポジションを持つとマイナスのスワップポイントが付くのです。

ポンド円は日本よりも政策金利が高いため、買い注文でポジションを持った場合、プラスのスワップポイントが付くので、持っているだけで金利が入ってきます。

ただし、今後は金融政策がいつどうなるのかわかりませんので、将来的に逆になる可能性もあるでしょう。

日本よりも政策金利が低い国との通貨ペアは、売り注文でポジションを持ったときに、プラスのスワップポイントが付きます。

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FX取引高は6年連続で世界第一位。
取引高が多いということは、安定して取引ができるということなので、初心者の方にも安心です。

また預かり資産も国内第一位となっており、ユーザーから信用されているFX業者であることがわかります。

スプレッドも0.3銭と業界最狭水準であり、相場の急変時などにも安定しているので、ポジションを長期保有するスワップポイント狙いのトレードにはぴったりです。

さらに人気の高金利のトルコリラ円や南アフリカランドは保有しているだけでも十分おとくなのでおすすめです!

スプレッドとスワップポイント

●各データは2018年07月17日時点のものです。

スプレッド情報

米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円
0.3銭(原則固定) 0.5銭(原則固定) 1.0銭(原則固定) 0.7銭(原則固定)
NZドル/円 カナダドル/円 スイスフラン/円 南ア・ランド/円
1.2銭(原則固定) 1.7銭(原則固定) 1.8銭(原則固定) 1.0銭(原則固定)

スワップ情報 ※1万通貨保有時に受け取れる1日あたりのスワップポイント

ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 南ア・ランド/円 トルコリラ/円
61円 -6円 28円 53円 38円 110円 83円

 

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。
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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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