• 両建ての仕組みや使い方について詳しくわかる!

  • 両建ての意味やメリット・デメリットについてわかる!
  • 両建ては外すタイミングがとても重要!

FXで利益を出すためには、なるべく損を出さないことが重要!
でも・・実際にはなかなか損切りってできませんよね。

損切りが遅れてしまい、やっと決心がついて決済したら時すでに遅し、
レートが反転して「損切りなんてしなければよかった」なんてことも

でも、損切り自体は決して悪い行為じゃない。
損切りのタイミングがおかしいことのほうが問題です。

それを解決してくれるかもしれないのが、この記事で紹介する「両建て」です。

両建てについて、FX初心者でもわかりやすくご説明します。

両建てとは?くわしく解説していきます!

まず「両建て」って何?ってところから始めましょうね。

両建てとは何か、そのFXトレード手法について、
メリットやデメリットなどなど

まずは、基本をしっかり押さえましょう!

FXの両建てとは?

両建てとは簡単に言うと「買いポジション」と「売りポジション」を両方同時に持つ手法のことです。
そして、それは同一通貨ペアで行わなければなりません。

例えば、ドル円を1万通貨買っていた場合に両建てをしたいというなら、
1万通貨をそこで売れば両建てしたことになります。
※FX会社によっては、両建て設定をオンにしないと両建てできないこともあります。

両建ての損益ゼロの仕組みについて理解しよう!

両建てのメリットについてご説明しますね。
両建てをすると、ズバリそれ以降の損益がゼロになります。

例えば、1万通貨ドル円を買っていた場合には、10銭上がると1000円の利益、
下がった場合には1000円の損失になりますね。
一方で、売りポジションの場合にはその反対です。

つまり、10銭動いた場合には1000円の利益と1000円の損失が同時に起こるという訳。
為替レートの予想が当たっても外れても損益はゼロになるんです!

両建てでポジションをもったまま損失を回避する

こんな風に、両建てをすれば損益ゼロになるから、
損失がどんどん膨らんでいくという状況を回避できます。

普通ポジションを持っていたら、
為替レートの変動で損益は動いていくのが普通ですが、
両建てをすることによってある種のリスクヘッジができるということですね。

損切りの代わりになる両建てで「損切りをしない」

FXで一番重要なのは損切り!
しかも適当にやればいいものじゃなくて、
ちゃんとしたポイントできれいに損を切っていくのが理想です。

でも、実際にはなかなかメンタルが邪魔をして損切りが遅れることってよくありますよね・・

後でトレード履歴を見てみると、
「もし30分前に損切りしていたら・・」とか思ってしまうことってありませんか?

そこで損切りの代わりになってくれるのが両建てです!
なぜ両建てが損切りの代わりになるのか、ご説明しますね。

普通損切りというと、ポジションの全決済をします。
例えば、ドル円1万通貨で20銭逆行しているなら2000円の損失がそこで確定します。

損失が確定する代わりに、そこから損失が膨らむことはもうありません。

一方で両建てをした場合どうなるのかというと、
上の例でいえば20銭逆行している時に売りのポジションを1万通貨持ちます。

そうすると、そこからさらに20銭下がった場合には、
買いポジションの評価損が4000円になりますが、
売りポジションは2000円の評価益になるので差し引き2000円の評価損という状態は変わっていません。

つまり、損切りをしなくても損切りをしたのと同じ状態になることができる!
それが両建ての特徴なんです。

両建てとナンピンは簡単そうで難易度高い

ナンピンというトレード手法はご存知でしょうか?
FXトレーダーなら知っていると思いますが、
ナンピンはポジションを何度かにわけて買うことで、
ロングポジション・ショートポジションを増やしていくという注文方法です。

つまり損失が出たりした時に、更に安い価格のポジションをもったり、
高いポジションをもったりして、
ポジションを新しくもつことで相殺するということです。

しかもナンピンは、うっかりポジションを沢山保有してしまい、
資金管理できなくなる可能性大なので要注意です。

押さえておくべき両建ての基本的な使い方は3つ

両建ては買いポジションと売りポジションを両方保有するため、
上下双方の値動きに対して利益を獲得するチャンスがあります。

まずは、基本的な使い方3つについて知っておきましょう!

両建ての使い方について

まず、最もポピュラーな使い方についてです。
損失が出ている時であっても、両建てを使えばうまく利益を獲得できることがあります。

例えば、買いポジションで含み損を抱えていて今後も下落すると考えていたとしましょう。
しかし、損切りはなかなか難しいので、両建てをしてみます。

そして、予想通り下落をしたら売りポジションを利益確定します。
その後、多少戻ったらまた両建てをして、売りポジションを利益確定・・という寸法です。

これを繰り返すことによって、買いポジションの含み損を抱えたまま、両建てで利益を出して、損失を穴埋めし、利益を伸ばしていくことができるんです。

長期投資をしながら短期トレードが同時にできる

為替相場のトレンドっていっても色々ありますよね。
例えば長期のトレンドが上昇だけど、中期的・短期的には明らかに下向きだったり・・

長期的な上昇を見込んで買いポジションを持っていても、
途中下落して含み益が減っていくのを見るのは、なかなかツライものがあります。

そういうときにも、両建てを活用できます。

長期的な上昇を見込んだ買いポジションを持ったまま、
中期的・短期的な下落を狙った売りポジションを持つことで、
利益を獲得するチャンスを増やすことができるんですね。

ポジションに迷ったら両建てして様子見もFX手段の1つ

どういう結果になるかわからない雇用統計や、
明らかに方向感のないレンジ相場に入ってしまったとき。

そんな時には、両建てをして様子を見るのも一つのやり方です。

また、方向感が出てくれば両建てを外せばいいですしね。

両建てで失敗しやすいのはポジションの外し方

こんな風に、いろいろな使い方・メリットのある両建てですが、
もちろん適当にやっていて利益が出るわけじゃないです。

特に初心者の方に誤解しないでほしいのは、
「これをやったら絶対勝てる!」みたいなものはないということです。

実際、私も「両建て」を初めて見たときには「これなら負けなしだ!」とも思いました・・

でも、実際やってみたら「むしろ両建てしないほうがよかったかも」という事態になったり、
いろいろ大変な目に遭ったのも事実です。

特に初心者の方に覚えておいてほしいのは、
「両建てを外すタイミング」です。

これをうまくやれるかどうかで、
利益が出るかどうかが結構決まってくるので、
頑張って勉強しましょうね。

両建ての外し方はどうしたらいいのか?

両建てを外すタイミングでお勧めなのは、
まずはそのポジションが含み益になった時です。


両建てをすると、していないときに比べて相場を客観的に見られると思いますが、
それで相場がいいところまでいった場合には、そこで片方のポジションを利益確定します。

また、含み損になっているポジションの含み損を穴埋めするという目的で両建てをしている場合には、
もう片方のポジションで十分利益が確保できたら、
含み損になっているポジションと一緒に全決済をして、
プラスマイナスゼロに戻すというのもいいでしょう。

例えば、当初2,000円の含み損になっていた時に両建てをして、
その後相場が動いて、12,000円の含み損と10,000円の含み益になった時に、
まず10,000円の含み益を利益確定します。

その後、少し戻ったところでまた両建てをして、
また片方の含み益が大きくなったところで、両建てを決済して、というのを繰り返します。

実際、ここまでうまくいくかどうかは難しいところですが、
うまくやれば利益を伸ばしていくことができるでしょう。

両建ての外し方はなぜ難しいと言われるのか


両建てで難しいのは、外すタイミングです。
例えば、両建てを外すタイミングとして含み益になった時だと上で書きました。

しかし、人間の心理というのは「損は伸ばすけれども利益はすぐ切りたくなる」という
「損大利小」につながるもので、それは両建ての時だって同じです。


つまり、両建てをしている時って
「この含み損を何とかしなきゃ!」という気持ちが先行して、
小さな値幅ですぐに利益確定するというのを繰り返してしまうんですね。

でも、そうすると相場を見る目がどんどん曇っていって、
最終的に間違ったタイミングで両建てを外してしまうというのが必ず来ます。

例えば、まず含み損のある買いポジションのある時に、
売りポジションを建てたとしますね。

ここで売りポジションがちょっと利益になった時に、両建てを外します。

でも、そのあとどんどん相場が下がっていってしまって、
もうだめだというときに再度両建てします。
それで、またちょっと下がった時に両建てを外す・・

後はわかりますね?
結果、買いポジションの含み損がどんどん大きくなり、
「損切っておけばよかった」という事態になってしまいます。

両建てといえども、相場を見なくてもいいという訳ではありません。

両建てを外すタイミングというのは、新規にポジションをとる時と同じく、
相場の重要なポイントを見極めて行うようにしましょう。

知らなきゃ大損!両建てで注意する4つのポイント

両建てってうまく使いこなせば、メンタルの弱さをカバーできますが、
ある意味では「問題を先送りにする」側面もあるんですね。

つまり、自分が間違った相場の見方をしていて、
でもそれを損切りという形で認めることができない。
で、両建てをして時間を稼ぐ・・と

こういう両建ては、経験上あまりうまくいくことはありません。
だって、自分の両建てスキルは未熟なままだから。

だから、両建てをする場合には両建てをする上での注意点やポイントを
しっかり学ぶ必要があるんです。
以下では、4つに分けて両建てをする上での重要なポイントをご紹介します。

通貨の売値と買値の差の時にかかる「スプレッド」が2倍になる

重要なのが取引コストの問題。
取引手数料は無料なところが多いですが、スプレッドはどのFX業者でもかかります。

例えば、ドル円なら0.3銭といったところでしょうか。
10,000通貨で取引するなら、1回につき300円です。

両建てというのは買いポジションと売りポジションを両方持つことですから、
2回取引したことになるんですね。

つまり、取引コストも2倍。
スプレッド代金も2倍かかります。

もちろん、スイングトレードやデイスイングみたいに中長期的なトレードなら、
取引コストがあまり気にならないときもある。

でも、スキャルピングで両建てをする場合には取引コストが2倍になるのは結構な負担です。

ですから、両建てをするのか普通に損切りをしてノーポジションになるのか、
っていうのは取引スタイルによっても使い分けないといけないということです。

スワップポイントの支払いが増える可能性

取引スタイル、といえばスワップポイントについても注意が必要ですね。
通常、片方のポジションがプラススワップならもう片方はマイナススワップになる。

2017年12月現在のドル円でいうなら、
買いポジションがプラススワップで売りポジションがマイナススワップですが、
このスワップポイントは同額じゃないことが普通です。

要するに、買いポジションでプラススワップをもらっても、
売りポジションでそれ以上にスワップポイントを払うから、差し引きではマイナス。

両建てをしている状態では、損益は動かないといったけれども、
スワップポイントまで入れて考えたら、
両建てをしている間、資産が少しずつ目減りしていくという事実は見逃せません。

もちろん、うまく為替差益を取ればそれ以上の利益になるのだけれども、
単なる「時間稼ぎ」が目的の両建てをしているなら、
普通に損切りをしてノーポジションになったほうがマシだともいえます。

両建てとナンピンは簡単そうで難易度高い

ナンピンというトレード手法はご存知でしょうか?

ナンピンはポジションを何度かにわけて買うことで、
含み損をかかえているのにロングポジション・ショートポジションを
増やしていくことをいいます。

両建てとナンピンを組み合わせた必勝法とかネットには載ってるけど、
そもそも両建ては初心者にはちょっとむずかしいかなって思ってて、
っていうのは指標発表時など、
うっかり相場が暴落してしまった時に、
損失出たりロスカットされる可能性が高いからです。

両建てしているので、必要証拠金も倍になる

証拠金ギリギリで取引している人への警告です。
両建てをする場合、買いポジションと同様に必要証拠金が必要になる場合があります。
つまり、必要証拠金が2倍になるということ。


要するに、証拠金ギリギリで取引しているような場合には、
そもそも両建てができない!ということもありえます。

その意味でも証拠金ギリギリ、レバレッジ25倍で取引することは、
特に初心者の方にはお勧めできません。

「両建て」という選択肢を残しておくためにも、
レバレッジを下げてみるというのも一つの考え方ですよ。

両建てで損失を出す可能性がある

両建てが力を発揮するのは、主にレンジ相場みたいな、
上がったり下がったりを繰り返す相場です。
こんなときはチャートも必見ですね。

だからこそ、買いポジションと売りポジションを両方持っておくことに意味があるんですね。

でも、相場というのは必ずしもレンジ相場とは限らない。
上がったなら上がったきり。下がったなら下がったきりという相場もあります。

そういう相場では、正直両建てには向いていません。

片方のポジションは、大きな利益でももう片方のポジションは、
もう損切りできないくらいのパンパンの含み損になっていることでしょう。

両建ては「どんな相場でも絶対に勝てる!」というものではない
ということを最後にお伝えしておきます。

両建てであっても、相場を読む能力は必要です。

今まで学んだテクニカルやファンダメンタルズ分析が不要になるなんてありえません。

なので、両建てのメリットやデメリット、
注意点をしっかり踏まえたうえで、
やりたい人はしっかり分析したうえで行ってください。

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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