ひろぴーです。
夏枯れ相場の様相が色濃くなってきました。
今週から海外勢は本格的な夏休みを迎え、相場は閑散としてくるでしょう。
今年の前半は株も為替も大きく動きましたので、比較的大きな利益をプロたちは得ているかもしれません。
そういった意味で、今年の夏休み相場はかなり大人しいものとなるのではないでしょうか?
さて、そんな今週ですが、NZ中銀の金融政策があります。(RBNZ)
今週、NZ中銀はインフレレポートを発表し、2年後のインフレ見通しを2.17%→2.09%へ引き下げました。
わずかな下方修正ですが、利上げ期待で買われている資源国通貨ですから、
そのインパクトは大きく、キウィドルは売られました。
木曜日にRBNZもあり、まだ期待感が残っていると思われますが、
終えたあとにキウィドル売り相場が短期間やってくるかもしれません。
NZドルチャートを見ておきましょう。
出所:GMOクリック証券 プラチナチャート
週足です。
昨年の高値であった0.7487を突破し、0.75台に乗せることに成功していたのですが、
今のところ2週連続陰線が出現しております。
大台から反落となりました。
以前のコラムでは、8月の豪ドルは過去10年間、陰線で終えた月足回数が8回と指摘をさせて頂きましたが、
今月もそのような方向で推移を始めております。
NZも例外ではなくこの事例に当てはめることができ、今のところその方向となっているようです。
7月上旬から資源国通貨中心に買われておりましたから、本格的に調整期間へと入っていきそうです。
半値戻しぐらいはあるでしょうか?
今週から来週にかけてはNZ売りに妙味があるかもしれません。
ぜひ注目をしてみてください。
また今週金曜日は米国のCPIが発表されます。
注目度は高いでしょう。
ここ最近米ドルは、どの通貨に対しても売られ続けておりましたから、
このCPIをきっかけに調整相場が始まるかもしれないと考えております。
今回の事前予想が1.8%と高めに設定されておりますが、さらに超える可能性があります。
理由として7月はどの通貨に対しても米ドル安で推移をしたため、
いくらか物価水準に影響を与えていた可能性が高いです。
特にユーロドルやポンドドル、ドルカナダ、オジドル、NZドルもですが、
大きく対ドルで上昇をしておりましたから、米国はこの恩恵をある程度受け始めております。
そういった意味でCPIの改善がもう一歩進んでいるかもしれない、と個人的に考え始めております。
出所:GMOクリック証券 プラチナチャート
上記を念頭においてユーロドルの週足分析もしておきましょう。
大きく上昇継続を維持しており、このドル安がどこまで消費者物価指数に影響を与えているかが注目です。
もしCPI2%(前年同月比)で発表されますと、買い戻しはかなり強烈なものとなるでしょう。
ドル円もある程度上昇すると思われます。
その場合は週末からドル買い相場となり、短期的に強いトレンドが発生しそうです。
夏枯れ相場でチャンスが少ない中、今週はこの米ドル買い調整相場と
NZ売り相場を狙ったトレードに勝機があるのではないかと考えております。
ぜひ注目してみてくださいね!
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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