• NZドル円でもサイクル注文はイケる!?
  • 長期チャートをまずはチェックしよう!
  • 傾向が似ている通貨ペアは!?

サイクル注文を考察するシリーズの最終回です。今回は、NZドル/円(NZD/JPY)を調査しましょう。サイクル注文でどのようにトレードできるでしょうか。

NZドル/円(NZD/JPY)の長期チャート

いつものように、長期チャートから確認しましょう。外為オンラインからの引用です。ゆったり為替は、常に超長期チャートを最初に確認し、徐々に短い時間軸のチャートに移って行きます。

その理由は、「木を見て森を見ず」にならないためです。現在の局地的な場面だけ見ていると、大局観を得ることがなかなか難しいです。全体の大雑把な傾向を把握してから現在を見ると、大局観を得やすいと思います。

話が少し脇にそれました。NZドル/円(NZD/JPY)のチャートは以下の通りです。何が分かるでしょうか。

上のチャートを見て、豪ドル/円(AUD/JPY)に似ている!と気づいた方は、素晴らしいです。下に、豪ドル/円(AUD/JPY)の長期チャートを掲載します。とても良く似ていることが分かります。

2つのチャートを眺めますと、いくつかのことが言えそうです。

分散投資の効果があまりない

1つの通貨ペアで取引するよりも、2つの通貨ペアで取引するほうが、分散投資の効果を得られると予想できます。分散投資とは、一つに集中して買うよりも、複数を買ったほうが、リスクが小さくなるだろうという考え方です。

複数に投資していれば、一つがうまくいかなくても別の投資で挽回できるかも?と期待します。

しかし、豪ドル/円(AUD/JPY)とNZドル/円(NZD/JPY)では、この分散投資の効果を得られそうもないことが分かります。なぜなら、値動きがとても似ているからです。分散投資する場合は、長期的な値動きが似ているかどうかを確認しましょう。

必要証拠金はNZドル/円(NZD/JPY)の方が少ない

上の2つのチャートは形が似ていますが、価格水準は少し異なります。長期的に見て、およそ下の範囲で為替レートが動いています。

豪ドル/円(AUD/JPY): 55円~108円くらい
NZドル/円(NZD/JPY): 42円~95円くらい

大雑把に見て、NZドル/円(NZD/JPY)の方が10円安いです。これが意味するのは、「同じ数量を買っても、必要証拠金はNZドル/円(NZD/JPY)の方が少なくて済む」ということです。

よって、本当は豪ドル/円(AUD/JPY)でサイクル注文をしたいけれど資金が十分でないという場合などに、NZドル/円(NZD/JPY)での取引を検討できます。

NZドル/円(NZD/JPY)は先進国としては高金利ですから、大きなスワップポイントを期待できます。

サイクル注文での投資戦略

では、サイクル注文を使って、NZドル/円(NZD/JPY)の投資戦略を考察しましょう。まず、サイクル注文が得意とするボックス相場(レンジ相場)を探します。下のチャートに、赤の補助線を引きました。この上で為替レートが推移しています。

そこで、下の1~3の範囲でサイクル注文を実行できそうだと分かります。

なお、1の範囲で取引する場合は、2や3で改めて注文の設定を見直す必要はないかもしれません。為替レートが2で動こうが3の範囲で動こうが、どんどん約定してくれるためです。放置して勝手に利食いすることを期待できます。

NZドル/円(NZD/JPY)の週足チャート

では、直近部分を週足チャートで確認しましょう。上のチャートの3部分です。実際に取引するにあたって考えるべき点が出現しています。

上のチャートで、青枠部分でサイクル注文をしていたとします。赤の横線よりも円高になったら損切りです。為替レートは概ね青枠で推移していますのでいい感じでしたが、チャート右部分で為替レートが円高になりました。

そこで、損切りします。

しかし、再び円安になっていることが分かります。青枠の範囲に戻っています。損切りしないで我慢していれば、実現損を出さずに利食いを繰り返したことでしょう。しかし、損切りです。

これをどう考えるかです。ゆったり為替としては、この損切りは正解だったと考えます。理由は以下の通りです。

理由1:円高が進行した場合、どうなる?

上の例では、「たまたま」損切りしなくて正解でした。しかし、そのまま円高が進んでしまう場合、どうなるでしょうか。損切りしないと強制ロスカットになってしまうかもしれません。

上のチャートで損切りしないで耐えた場合、「損切りしないで我慢したほうが良い」という経験を得ることになります。すなわち、次に同じような場面になっても、損切りしないで取引し続ける可能性があるでしょう。

しかし、いつも円安に戻ってくれるわけではありません。そのまま円高に走る場合もあるでしょう。その場合は、強制ロスカットかもしれません。

そして、強制ロスカットになると、次はもうないかもしれません。トレードで重要なのは、大きく資金を増やすことよりも、まず生き残ることです。適切な損切りは、この生存可能性を高めてくれます。

理由2:すでに数多くの利食いを繰り返している

サイクル注文で特徴的なのは、「結果として損切りになっても、トレード全体ではプラスで終了している」が可能なことです。ボックス相場で為替レートが上下動する限り、利食いを繰り返します。

すなわち、証拠金が増えていきます。

その後、損切りしたとしても、合計でプラスにすることが可能です。損切りなのにプラス。これはメリットが大きいです。

もちろん、合計したらマイナスで損になる場合もあるでしょう。しかし、その場合も、損失の大きさが限定的になっていることでしょう。なぜなら、損切り前に利食いできているからです。

相場はこれからも続きます。損切りすべきポイントに来たら、そこは我慢しないで損切りし、次の機会に備えましょう。

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ゆったり為替
FXの専業トレーダー。リピート系注文を実践中。

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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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