• ポンド円でのサイクル注文を考えてみる!
  • 長期チャートで見た場合の傾向は!?
  • トレンドになりやすいという事はつまり・・・!

2回にわたり、サイクル注文で豪ドル/円(AUD/JPY)と米ドル/円(USD/JPY)をトレードする方法を考察してきました。今回は、人気通貨ペアの一つであるポンド/円(GBP/JPY)について考察しましょう。

ポンド/円(GBP/JPY)でどのようにトレードするか?を考えるには、値動きの特徴を把握する必要があります。そこで、長期チャートから順に確認していきましょう。

ポンド/円(GBP/JPY)の長期チャートの特徴

下のチャートは、外為オンラインからの引用です。20年にもわたるポンド/円(GBP/JPY)の長期チャートです。そのチャートの上に、赤線を追加しました。実線が上昇トレンド、破線は下落トレンドです。

これを見て、どのような特徴が分かるでしょうか。

過去20年を見ると、上昇トレンドと下落トレンドが両方とも3回だな、と分かります。しかし、それ以外は良く分かりません。そこで、比較対象として米ドル/円(USD/JPY)の長期チャートを見てみましょう。

下は米ドル/円(USD/JPY)の長期チャートです。いかがでしょうか。同じ期間ですが、山が4つあることが分かります。ポンド/円(GBP/JPY)は3つでした。

山の数が少ないとは、どういうことでしょうか。それは、「ひとたびトレンドができたら、それが継続し、なかなかトレンド転換しない」ということを意味するでしょう。

「ポンド/円(GBP/JPY)はトレンドができやすい」という趣旨の言葉を聞いたことはないでしょうか。ポンド/円(GBP/JPY)は、月足においてもトレンドができやすく、かつ、トレンド転換しづらい通貨ペアだと言えるでしょう。

なお、比較対象が一つだけでは少し弱いかもしれません。そこで、もう一つの通貨ペアと比較しましょう。豪ドル/円(AUD/JPY)です。

豪ドル/円(AUD/JPY)は山が3つになりました。ポンド/円(GBP/JPY)と同じです。ということは、ポンド/円(GBP/JPY)が長期においてトレンドになりやすいというのは、間違っていないにしても、ポンド/円(GBP/JPY)特有の特徴として表現するには弱いでしょうか。

これを考えるために、上の豪ドル/円(AUD/JPY)チャートをもう一度ご覧ください。チャート右側に黒で四角を追加しました。2009年初め~2012年末の部分ですが、ここでボックス相場になっています。この部分も含めて大雑把に上昇トレンドだと矢印で書きました。

しかし、豪ドル/円(AUD/JPY)はトレンドになりやすいというイメージを持っている読者の皆様は多くないと思います。

その理由の一つとして、上のようなボックス相場の存在があるでしょう。ポンド/円(GBP/JPY)には、このような長期にわたるボックス相場は見当たりません。ポンド/円(GBP/JPY)はトレンド相場になりやすいという理解で良いかと思います。

ポンド/円(GBP/JPY)の週足チャートの特徴

同様に、ポンド/円(GBP/JPY)を週足チャートで確認しましょう。2012年半ばから2017年にかけてのチャートです。

5年という長期間の表示ですが、大雑把に見て上昇トレンドが一つと下落トレンドが一つです。左上に黒で四角を描きました。ここはボックス相場のように見えますが、この期間においても、全体としては右肩上がりです。よって、ここは上昇トレンドの一部と見て構わないでしょう。

週足で確認しても、ポンド/円(GBP/JPY)はトレンドになりやすいと分かります。最後に、日足で確認しましょう。

ポンド/円(GBP/JPY)の日足チャートの特徴

下の日足チャートを見ますと、やはりトレンドになりやすいことが分かります。特にチャートの右半分がそうです。しかし、左の黒枠部分はトレンドとは言えないように見えます。どちらかと言えば、ボックス相場でしょう。

この部分は、何があったのでしょうか。

これは、2016年6月に行われたイギリスの国民投票を受けた結果です。イギリスがEUから離脱することが決まり、相場が大荒れになったときです。

この期間にトレードするのは可能ではありますが、極めて難しい時期だと言えるでしょう。そこで、ポンド/円(GBP/JPY)を取引しないで眺めていた方が多いと思います。その選択は正解だと思います。

以上考察してきました結果を振り返りますと、大波乱の事件でもない限り、ポンド/円(GBP/JPY)はトレンド相場になりやすいことが分かります。

ポンド/円(GBP/JPY)はサイクル注文で取引しづらいか?

さて、上の結果は、サイクル注文をする上では不都合です。と言いますのは、サイクル注文はボックス相場で威力を発揮するトレード手法だからです。イメージ図は下の通りです。ボックス相場に強いことが、すぐに分かります。

しかし、ポンド/円(GBP/JPY)はトレンドになりやすいという結果です。どうしましょうか。

この場合は、サイクル注文でなくて「iサイクル注文」が選択肢になるでしょう。サイクル注文に「i」が付いた方の取引ツールです。iサイクル注文は、トレンド相場を得意とします。下の図のイメージです。

よって、ゆったり為替ならば、ポンド/円(GBP/JPY)を攻める場合は、サイクル注文よりもiサイクル注文を主軸に据えたいと思います。

今回の記事シリーズは「サイクル注文」について特集しています。しかし、相場が主人であり、トレード手法は家来です。家来が主人に逆らっても、良い結果は出てこないでしょう。相場がトレンドの場合は、サイクル注文で頑張らず、iサイクル注文も柔軟に取り入れることを検討しましょう。

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ゆったり為替
FXの専業トレーダー。リピート系注文を実践中。

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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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