• ボックス相場での注文設定はどうする!?
  • ベストな買い注文の範囲は?
  • 想定変動幅など独特な専門用語を理解しよう!

今回は、サイクル注文で発注すべき範囲について考察します。リスクを少なくしながら成果を上げるには、どうすれば良いでしょうか。

下のイメージ図(外為オンラインより引用)のとおり、サイクル注文はボックス相場(レンジ相場)を得意とします。ボックス相場を見つけたとして、どの範囲に買い注文を出すべきでしょうか。

(ここでは、買い注文で取引する場合を検証します。売りの場合は反対にしてください。)

ボックス相場(レンジ相場)の性質

ボックス相場(レンジ相場)の特徴を一つ挙げるなら、「同じ範囲を行ったり来たりする」ということでしょう。下の図の通りです。青の曲線は為替レートの動きを示します。

ある特定の為替レートまで下落したら反発し、別の特定のレートまで上昇したら反落する様子を描いています。ただし、上の図はあまりに整ったボックス相場です。現実味は少し薄いかもしれません。

下のようなゴチャゴチャした形でもボックス相場と言えるでしょうし、むしろ、実際の相場ではこのような美しくない形の方が多いでしょう。

いずれにしましても、一定の範囲内を行ったり来たりするのがボックス相場です。この範囲でサイクル注文を仕掛けます。

どの範囲でサイクル注文を仕掛けるべき?

では、為替レートがボックス相場で推移するとき、どの範囲で買い注文を仕掛けるべきでしょうか。ひとつずつ考察しましょう。

ボックス相場全体を覆う範囲で買う

下のボックス相場全体を覆う感じで買い注文を出すと、どんな感じになるでしょうか。赤枠全体に細かく買い注文を出すというイメージです。

この方法は、資金効率という面で改善の余地があるでしょう。というのは、下の図の緑色部分で為替レートが動いていないからです。

緑色の部分では買い注文が成立しませんが、注文が約定するときに備えて証拠金を準備する必要があります。すなわち、約定しない分の証拠金は無駄になっています。

買い注文が成立しない部分で注文を出すのは、資金効率が良いとは言えないでしょう。

ボックス相場と同じ範囲で買う

では、上の考察を反映して設定を考えてみましょう。すなわち、ボックス相場とちょうど同じ範囲で買い注文を出します。イメージ図は下の通りです。

ボックス相場とほぼ同じ範囲で買い注文をたくさん並べれば、先ほどの考察で見たような資金効率の悪さを回避できるでしょう。

しかし、この方法でも問題があります。下の図をご覧ください。

ボックス相場の上限あたりで買ってしまうと、それを売ろうと思ってもなかなか為替レートが決済予定位置まで上昇してくれません。

また、為替レートはボックス相場で動いていますので、上の図の左上で買ったポジションは延々と含み損を計上し続けることになります。ただし、こうなるのは仕方ないと割り切って、他の注文で売買を繰り返すという選択肢もあるでしょう。

しかし、決済できずに含み損を計上し続けるポジションを持つのは楽しくありません。また、この通貨ペアで買う場合のスワップポイントがマイナスだったとしたら、全く面白くありません。

やはり、取引を開始したらできるだけ早く利食いしたいです。

最も望ましい買い注文の範囲は?

以上の考察から、最も望ましい買いの範囲は以下の通りとなるでしょう。

ボックス相場の上限よりも下の位置で買い、ボックス相場の値動きの中で利食いの決済ができるようにします。

こうすれば、為替レートがボックス相場の範囲で動く限り、全ての買い注文が繰り返し利食い決済してくれることになります。

サイクル注文で発注すると、どのように注文が設定されるか

今までの考察を念頭に置きながら、サイクル注文でどのように発注されるかを確認しましょう。下は、サイクル注文の発注画面です。リアル口座はただいま公開トレード実施中のため、デモ口座を使ってご案内します。

左側に「本日の値動き」があります。数字を転記しますと、以下の通りです。

高値: 113.49
安値: 112.61
現在値: 112.84

そして、想定変動幅を300pips(銭)、対象資産を100万円にします。画像右側の赤枠部分です。そしてサイクル注文を設定しますと、以下の取引設定案が出てきました。

右側下に取引設定がズラッと出てきます。その中で、赤で囲った部分が最も円安の発注です。

新規指定レート(買い注文):112.79
利食いレート: 112.97

こうしてみますと、利食いレートは「本日の値動き」の高値よりもかなり円高に設定されていることが分かります。すなわち、下の図のような失敗は起きないということになります。

このあたり、発注プログラムが良くできていると分かります。

ただし、これは外為オンラインが作った「案」にすぎません。最も円安に位置している注文はもっと円高方向にあるべきだと思えば、注文を修正できます。この柔軟性はありがたいです。この注文の修正方法を確認しましょう。もう一度下の画像をご覧ください。

画像右の赤枠部分に為替レートが書いてありますが、その右隣に三角のマークがあるのが分かります(赤矢印部分)。これをクリックすることで新規注文のレートを変更できます。また、為替レートが書いてある部分をクリックして、数字を直接入力することでも修正できます。

お好みの設定を作ったら、取引開始!です。

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ゆったり為替
FXの専業トレーダー。リピート系注文を実践中。

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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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