ひろぴーです。
米国新大統領、トランプ氏が次から次へと保護主義と取れる大統領令に署名しております。
先日では世界を震わせたイスラム圏の7カ国(イラン、イラク、シリア、スーダン、ソマリア、イエメン、リビア)の国籍を持つ人物は米国入国禁止となりました。
保護主義全開です。
これを受けて日本でもJALやANAの米国行きの旅客機もこれらの国々出身のパスポートを持つ人々の搭乗を断り始めたようです。
特に影響を受けたのがグローバル企業である、グーグルやマイクロソフトです。
彼らの優秀な技術者の中でも中東出身者が大勢います。
彼らが米国に帰れなくなったようで、空港で足止めを突如食らったということです。
インターネット企業からも反対の声が相次ぎ、各地で混乱が生じているようです。
しかし、トランプ大統領のTwitterでは今回の政策には自信を持った内容で発信をされており、当面これを否定していく可能性も少なめなのかもしれません。
よってこれを機に、ダウが2万ドルの大台から早くも転落をはじめました。
特に一番影響を受けそうなのがナスダック市場です。
米国のニューエコノミー企業が上場しているため、インターネット株の売りが継続しそうです。
さて、昨晩から嫌な雰囲気が市場に漂い始めました。
ドル円のチャートはこうなっております。
日足です。
一目均衡表になっております。
昨日は1.5円ほどの下落となりました。
まだ日足ベースではレンジ相場の一つですが、雲の中に突入です。
この雲の下限はぴったり110円ですので、下値の余地はそこまでありそうです。
112.50円に強力なサポートラインが引けますが、ここを抜けてしまうようなら、一気に110円を目指す展開があるかもしれません。
RCIの形状が何よりも下落に転じる健常になっておりまして、RCI26(水色)がボトムにべったりと張り付きはじめているのがおわかりになると思います。
強いトレンドが発生しますと、しばらくボトム(上昇トレンドのときは天井に。)に張り付くよう推移をしますので、そうなりますと下落のエネルギーが強くなります。
その間にRCI52(緑色)の長期線が中央値である「0」を割り込んでマイナス圏に沈下しますと、下落トレンドが加速する傾向があります。
このRCI26と52のタイミングが合ってくるときはトレンドが発生しやすいです。
そしてそのタイミングは今回下落となっております。
さらにタイミング悪いことに市場が期待をしていた一般教書の発表が2月末にスライドしてしまいました。
予算教書に限っては3月です。
ここで共和党の経済政策の内容がおおよそ見えてくるのでそれに該当する株式などが買いになるのですが、その買い場となる時期がずれてしまったというわけです。
こういったことから、買われすぎていたものが一旦売られるリスクのほうが高いようにも感じられます。
個人的にはドル円や株価などは上目線なのですが、ちょっと今回の下落は嫌な雰囲気を感じます。
今週あたりを起点に多少インパクトのある下落トレンドがあるかもしれません。
気をつけたほうが良さそうです。
注:当コラムはあくまで執筆者の個人的な見解になります。当コンテンツ側からの売買取引を促す目的として提供している内容ではなく、あくまでもコラムニストの意見を掲載させて頂いております。
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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