• 1ヶ月毎のアノマリーを確認!
  • 投機筋と実需筋の動きを把握しよう!
  • 事前に知っているか知らないかの差は大きい!

野菜の値段って季節によって変わりますよね?
それと同じように、実は為替でも季節ごとの特性というのがあるんです。
この季節ごとを知っていると、より有利なトレードができるようなことがあります。
今回は、そんな季節性に注目して、ドル円の1年間のよくある動きについて解説していきます。

なぜ為替に季節性が生じるのか?

投機筋と実需筋

為替取引は大きく分けると、投機筋による売買と実需筋による売買に分けることができます。
実需筋というのは、実際に外貨両替が必要で為替取引を行う人たちのこと。
例えば、日本の輸出企業が外貨で受け取った売上金を日本円に換えるとか、もっと身近で言うと、僕たちが海外旅行へ行くときに日本円を外貨に換えたりするとか、そういう取引をイメージしてください。

一方で投機筋というのは、為替取引を行って利益をあげようとしている人たち。
為替取引で莫大な利益をあげるヘッジファンドとか、FXをする僕たちもこっちに入ります。

実際の売買は圧倒的に投機筋のものが多いと言われています。
なので、短期的に相場を動かす力は、この投機筋の力が大きいんです。

投機筋に利用される噂

投機筋は臨機応変にその場の状況に応じて、売りで攻めることもあれば買いで攻めることもあります。
一方で実需筋の売買は、実際の必要に応じてやるものなので、ある程度規則性があるわけです。
実需筋の取引によるインパクトがどれほどあるかは分かりませんが、この予測できる動きを投機筋が利用するため、為替相場にも一定の規則性が生まれやすいというわけです。

為替は色んな要素が複雑に絡まりあった結果として動くので、そのすべてを把握するのは難しいと言われています。
そのなかで実需筋の動きなど、トレーダーたちの共通認識になっているものは、みんなが利用するので相場も動いちゃうというわけなんです。
同様に、いわゆるアノマリー(理由は説明できないが、実際に相場で起こっている法則性のようなもの)というものも無視できないですね。

こういった、実需筋の動きやアノマリーなどはしばしば市場で噂となって、ニュースなどを通じて僕たちの耳にも入ってきます。
それでは、これらの噂が作り出す為替の季節性について、ドル円にスポットを当てて見ていきましょう!

ドル円の1年間の季節性まとめ

(1月)「1月効果」アノマリー

「1月効果」は、1月の動きがそのまま、その1年のトレンドになりやすいというアノマリーです。
つまり、1月にドル円が上昇すればその1年はそのまま上昇しやすいし、ドル円が下落すればその1年は下落トレンドになるということです。

ちなみに株価については、1年のなかで1月がもっとも上がりやすいと言われています。
年度が変わって新規資金が流入しやすいというのが理由です。
株価に連動する流れになれば、ドル円も1月は上がりやすいとも言えそうです。

(2月)アメリカ国債の償還と、ヘッジファンドの45日ルール

2月中旬にはアメリカ国債の償還や利払いが集中しやすいとされています。
そのため、これで受け取ったドルを円に換えるという動き(ドル円は下落)が出やすいと言われています。

このほか、ヘッジファンドの「45日ルール」にも注意が必要です。
ファンド決算の45日前に、利益を確定するためにポジションを解消する動きが出やすいんです。
ファンドの四半期決算は3月末、6月末、9月末、12月末なので、2月中旬にもポジション解消の動きが出ることがあるかもしれません。
取引においては、それまでにトレンドが出てたりポジションが積み上がっているようなときに、一気に戻る調整の動きへの警戒が必要となります。

ちなみに、これらは各四半期ごとに起こるので、5月中旬、8月中旬、11月中旬にも同様のことが起こります。

(3月)日本企業の年度決算に向けたリパトリ

日本企業は3月決算の企業が多いため、多くの企業が年度決算を迎えます。
年度決算に向けて、保有する外貨資金を円に換えるリパトリエーション(repatriation)が起こりやすいとされています。
これ略した「リパトリ」や「レパトリ」という言葉で、ニュースなんかで見たことがあるかもしれませんね。
円に換えるので円高(ドル円は下落)の圧力がある内容です。

(4月)日本企業の新年度による動きと、ゴールデンウィーク

4月からは日本では企業の新年度が始まります。
これにともなって、新たな外貨投資が始まることで円安(ドル円は上昇)が起こりやすいと言われています。

また、4月末にはゴールデンウィークを利用した日本人の海外旅行が増えるため、旅行資金のお金を円から外貨に換える動きが出やすいとされています。
そのため、ゴールデンウィーク前には、円が多く売られるので円安(ドル円は上昇)が起こるのではという観測がでることが多いです。

(5月)セルインメイなど

5月と言えば、「セルインメイ」ですね。
これは投資の世界では有名な相場格言で、「5月に株はって、9月まで戻ってくるな!」なんて言われているんですね。
そのため、5月は株安、ドル円で言えば下落方向への圧力がかかりやすいとされています。

また、2月のところで説明したアメリカ国債の償還(ドル円は下落)とヘッジファンドの45日ルールにからむ動き(トレンドの調整)も起こるので、こちらも頭に入れておきましょう。

(6月)日本企業の第1四半期決算に向けたリパトリ

6月末は日本企業の第1四半期にあたるので、これに向けたリパトリが起こります。
円高の動き(ドル円は下落)の方向への圧力の話ですね。
3月の年度決算ほどの威力はありませんが、ネタにされることもあるので頭に入れておいたほうがいいでしょう。

(7月)サマーラリー

アメリカでは「サマーラリー」という言葉があり、7月から株価がと言われて買われやすいとされています。
その影響があるのかは分かりませんが、ドル円についてはアノマリーとして7月は上昇しやすいと言われています。

(8月)夏枯れ相場とお盆前の為替予約など

サマーラリーとは逆に、日本ではお盆の薄商いを指して「夏枯れ相場」と言われることがあります。
株価が伸びにくいし薄商いなので、ドル円も大きな上昇は期待しにくいというイメージですね。

また、実需筋の動きとして、お盆休みに入る前に為替変動のリスクを避けるために、ドル売り円買いの為替予約(ドル円は下落)が入りやすいとされています。
その他、2月のところで説明したアメリカ国債の償還(ドル円は下落)とヘッジファンドの45日ルールに絡む動き(トレンドの調整)も入ってくるので、全体的にドル円は下落方向の圧力が強い展開が起こりやすそうですね。

(9月)日本企業の中間決算に向けたリパトリ

9月末は日本企業の中間決算期にあたるので、これに向けたリパトリが起こります。
年度決算ほどの規模ではありませんが、四半期決算に比べると円高方向(ドル円は下落)に強い圧力が生じやすいので注意しましょう。

(10月)「10月効果」アノマリー

「10月効果」はアメリカで言われているアノマリーで、10月にアメリカの株価が安値をつけやすいと言われています。
リスクオフの流れが限界を迎えやすいということなので、ドル円もここで底を作りやすいと言い換えることができるでしょう。

(11月)アメリカの国債償還と、ヘッジファンドの45日ルール

2月の説明と同様ですが、アメリカ国債の償還(ドル円は下落)とヘッジファンドの45日ルールにからむ動き(トレンドの調整)が起こる時期です。

(12月)欧米企業の年度決算に向けたリパトリ

欧米ではクリスマスが重要視されるので、それに向けて市場が閑散としやすいです。
勝ってるトレーダーは、クリスマスにはしっかり休みを取るみたいです。

また、欧米企業では12月決算の企業が多いため、この時期にリパトリが起こりやすいとされています。
日本企業の第3四半期がくるのでリパトリの動きがありますが、欧米企業は年度決算なのでこちらのリパトリの規模のほうが大きくなりやすいですね。
ドルが買われやすくなるので、ドル円には上昇圧力がかかりやすいとされています。

季節性を取引に利用するにあたって

いかがでしたでしょうか?
これらの季節性の話というのは、ニュースなんかでもよく取り上げられるネタなので、目にしたことがある人も多いかもしれません。

例えば、「米国債の償還・利払いの円転観測」とか、「本邦企業の年度末リパトリ観測」といった具合ですね。
これらのニュースは出てくる時期が決まっているので、知ってさえいればタイミングを読むことは簡単にできます。
知っていると得することもあるかもしれないので、「そういうのがあるんだ」という程度で押さえておくといいんじゃないでしょうか。

ただ、これらの季節性を利用するにあたっての注意もあります。
これだけを盲信してはいけないということです。
季節性だけで勝てるほど、残念ながらFXは甘くはありません。

大きなトレンドがある場合には、これらの季節性よりもそちらのトレンドのほうが勝つのが通常です。
それを大前提として、これらの季節性のネタを使って仕掛けられることもある、くらいに考えておきましょう。
大きなトレンドを把握したうえで季節性のネタをうまく利用できると、取引を有利に進められるので、ぜひ頭に入れておくようにしてくださいね!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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