おはようございます。
とうとう、WTI原油価格が30ドルを割れてきました。
12月上旬にご紹介させて頂いた、カナダ円の記事は91円台でした。
OPEC総会後、軒並み下落。ただひたすらショートを持っていればいい相場だったようです。
さて、こちらがカナダ円とWTI原油の日足チャートです。
12月4日がOPEC総会でした。
この何も決められなかった無意味な総会後、嫌気をさして下落しました。
カナダ円は約1200pips、原油は41ドルから29ドルまで。
CFDで原油トレードをすると、1ドル下げると100pipsみたいなものですから、こちらも1200pipsほどの下落があったことになります。
ただ騰落率でいうと原油価格のほうがボラテリティが物凄い状態であったことはお分かり頂けるでしょう。
約30%弱の下落になったということになります。
世界の投資銀行の原油価格の目標値はモルガンなどを筆頭に20ドル割れや10ドルまでターゲットをおいている企業も出てきました。
ゴールドマンサックスは20ドルと発表していたのですが、つい数日前、図ったかのように、「やはり30~40ドルとターゲット!」と、変更を出してきました。
社内的に何か問題があったのでしょうか(笑)
この手のひら返しには驚きました。なんせ、以前公言していたレートと倍違うなんて(笑)
しかし、世界の投機筋のポジションが空売りの比率、過去最高にまで膨れてきたようです。
ここからの動きは、下落がやや緩慢になるのではないでしょうか。
ババ抜きゲームがスタートしましたので、あと1年以内にこのゲームは終了するかもしれません。
これを懸念しての予想、ということなのでしょうか。
上記の2つのチャートから、カナダ円と原油価格の連動性、依存度は非常に高いことが示されております。
ドルカナダのレートも1.45を突破してきましたし、もしかしたら、利下げの可能性について言及が入るかもしれません。
現在、カナダの政策金利は0.5%ですが、0.25%に下げる必要があるかもしれません。
1月8日に発表された住宅建設許可数は、前月比:-19.6%と事前予想の-2.9%をはるかに下回る水準でした。
さすが1か月そこらで為替が対円で、15%安になってしまうと厳しいものがあるかもしれません。
こちらはカナダ円の月足チャートです。
2011年ギリシャショックの最安値は約72円です。
80円をしっかりと割れてくると、ここが次のターゲットとなりそうです。
月足で改めて眺めていると、MACDがこれから0を割り込むタイミングになってきます。
MACDは順張りでも使えて、「±0」を起点に、突破すると、ローソク足チャートのトレンドがその方向に加速しやすいです。
原油価格が20ドルに達しようとするならば、確実にカナダ円は70円割れをトライする動きになるでしょう。
以上のように、カナダドルの下落要因は多々あります。
日足ベースや週足ベースでは素直な戻り売り戦略で良いのではないでしょうか。
政策金利の引き下げの思惑が出ると、また加速すると思われます。
また現在はチャイナショックというリスク要因も色濃く出ております。こちらは円が買われる要素が強いです。
僕は今週の戻りが81円台後半に推移する機会があれば、そこからゆっくり売っていこうかと考えております。
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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