• 2015年の1月~12月のドル円チャートを振り返ろう!
  • スイスにチャイナ、大きなショックがありましたね!
  • 今の市場のテーマを意識してトレードはしよう!

昨年はいろいろありましたね。
スイスショックにギリシャ問題、中国ショック、年末にはアメリカの利上げもありました。
昨年の出来事を整理しておくと、今年の相場にもスムーズに入っていけることでしょう!
今回は僕、FX課長の相場観を交えながら、2015年のドル円相場を振り返っていきます。

1~3月 アメリカ利上げをめぐる思惑中心の動き

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(1月)2014年末の上げの調整とスイスショック

2014年12月に、アメリカの雇用統計の良好な結果を受けてドル円は121円後半まで急上昇し、アベノミクス以降の円安水準を更新していましたね。
その流れを受けて2015年に入ったわけですが、年初は調整をずっと続ける展開となります。

2015年1月は初日の120.50付近が高値となって、ほぼ寄り天状態。
そんななか、1月15日にスイス中央銀行が1ユーロ=1.20フランを上限として行っていた無制限の為替介入をやめると発表、フランを中心に大混乱となる大事件が起きました。
支えが無くなったことで、ユーロフランが大暴落し為替相場は大混乱。

このあおりを受けてリスク回避の流れとなり、ドル円も調整の流れを加速、一時、116円を割り込む局面もありました。
しかし、前月の下値115円半ばには届かず、ドル円は下のほうではやはり底堅い印象が残ります。
結局、この動きが調整のクライマックスとなって、その後は117円~118円でもみ合いとなる流れのまま月末を迎えることになります。

(2月)好結果の雇用統計で高まる利上げ期待!ドル円は上昇開始

2014年後半の急激な上げの調整がスイスショックをクライマックスとして一段落したなか、2015年の雇用統計を迎えます。
これが予想を大幅に上回る高結果となり、アメリカの利上げ期待が高まってドル高の動きが再び強まりました。

ドル円は雇用統計後に120円半ばまで上昇後、1月後半のもみ合いよりも一段上の水準でのもみ合いとなり、120円台をうかがう展開となります。

(3月)FOMCの結果を受けて早期利上げの期待がしぼむ

先月から続くアメリカの利上げに対する期待が高まるなか、注目された雇用統計は再び好調な結果となります。
これを受けて、前回の高値水準をさらに上回り直後には122円にタッチする局面もありました。

ですが、2014年12月の高値を上抜いたのは一瞬だけで、この水準を超えるところでは利食いに押されて伸び悩む形。
市場は、18日のFOMCで利上げについてどう言及されるかを待つ雰囲気となり、121円台という高い水準を維持したままFOMCを迎えることになります。

しかし、その期待に反してFOMCでは利上げ見通しが後退する発表をしたため、市場は肩透かしを食います。
高まった期待の反動でドル円は大幅下落、月末には119円を割り込み118円前半を見る局面もありました。

4~6月 FRB議長発言で円安進むも、日銀総裁が円安けん制発言

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(4月)指標が低調となりもみ合いが続く

4月は全体的にアメリカの指標は低調なものが続きました。
とは言っても、期待された早期利上げが実現しないにしろ、利上げされるという事実は変わらないので、相場は上にも下にも行きにくい状態。

下方向では前月の下値が意識される形で118円台を守りつつ、上は120円を抜いていく力はないというもみ合いの状況が続きます。

(5月)イエレンFRB議長の利上げ発言でドル円は新たな水準へ

5月は日経平均が好調に推移し、株価に後押しされる形でドル円も強い上昇が始まりました。
その勢いで前月の上値を抜いたタイミングで、イエレンFRB議長の「年内利上げが適切」という発言が出てきます。

これで再び利上げに対する期待感が高まり、ドル高の流れが再開。
2014年12月、2015年3月に2度跳ね返された122円の壁を抜くと一気に上昇、124円台に突入した状態で月末を迎えました。

(6月)ドル円急上昇も黒田日銀総裁の円安けん制発言で腰折れ

5月の上昇の勢いのなか迎えたアメリカの雇用統計は、良好な結果となります。
勢いに乗って126円を試しますが、さすがに上げのスピードが早すぎたのか、いったん直前で押し返される形に。

どこまで上がるのか市場が注目するなか、黒田日銀総裁の「ここからさらに円安はありそうにない」という円安けん制発言が飛び出します。
この発言でドル円は122円半ばまで急落。

しかし、下がったところでは買いの勢いが強く、跳ね返す局面もありました。
これ以降は黒田発言が出た124円半ばが「黒田ライン」として意識されることになります。
これを超える水準では売りが強まるという展開が続き、月末まで結局このラインを超えることはできません。

そんななか、月末にはギリシャ問題が起こります。
これを受けてリスク回避の流れとなり、月末のドル円は結局、122円半ばで終了しました。

7~9月 世界的経済不安で揺れる相場

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(7月)ギリシャ問題で揺れる市場!アメリカ経済は堅調を維持

7月は、先月末に注目されたギリシャ問題に揺れる月となります。
このリスク回避の流れが大きな調整へとつながり、ドル円は120円半ばまで下落することになります。

ギリシャ問題が合意により解決すると、再びリスク選考の動きとなり一転して上昇トレンド。
また、30日に発表されたアメリカのGDPも好調な結果となり、ドル円は124円前半まで値を戻しました。
しかし、黒田発言の124.50を抜いていくことはできず、月末は123円台の水準で迎えることになりました。

(8月)中国ショックで大暴落

ギリシャ問題による調整後は、ドル円は利上げ期待を背景に上昇トレンドを続ける流れ。
頭を押さえていた黒田発言の124.50を徐々に攻略していき、上を抜きそうになっていきます。

しかし、そんななか今年最大の事件、中国ショックが起きます。
発端は、中国人民銀行が3日連続で元の切り下げを行ったこと。
これが中国の株価の暴落につながり、世界経済に対する不安が一気に広がります。

リスク回避の流れのなか、ドル円もストップロスを巻き込んで暴落し、一時116円前半を見る局面もありました。
暴落後の戻りは121円半ばという水準、このラインがしばらく上値として意識されることになります。

(9月)中国ショックの混乱が継続、低水準でもみ合いに

中国ショックの混乱がそのまま続き、ドル円は118円後半~121円前半とそれまでから大きく水準を下げたレンジでのもみ合いが続きます。
9月は「アメリカの利上げが行われるのではないか」と意識されていた月でしたが、結局これも見送られます。
上げる材料のないまま、リスク回避の傾向が続きます。

10~12月 ついにアメリカ利上げ実施へ!

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(10月)もみ合いからの浮上のキッカケはドラギECB総裁

10月発表の雇用統計の結果はイマイチで、ドル円はなかなか上昇のタイミングがつかめない状況が続きます。
逆に、14日にアメリカの小売売上高が悪い結果となったを手掛かりに、それまでのレンジ下抜けを試す展開も見られました。

しかし、アメリカの利上げという大きなテーマに支えられ、大きな下落にはつながらず、元の水準に押し戻されます。
そんななか、22日にドラギECB総裁が予想外の追加緩和を示唆する発言を行います。
これがそれまでのリスク回避からくる下落の流れを打ち破るキッカケとなり、ドル円も121円半ばまで水準を持ち直してきました。

(11月)好調な雇用統計でいよいよ利上げが現実的に!

11月発表のアメリカの雇用統計は予想を大幅に上回る高結果となります。
これが利上げ期待につながって、中国ショック後のレンジを完全に上抜けして、122円前半~123円後半という高い水準でのレンジを作ります。

(12月)利上げ実施も市場は織り込み済み

12月発表のアメリカの雇用統計は予想を上回りますが、ドル円は11月の高値圏で作っていたレンジを上に抜くことができません。
これでトリプルトップの形を作ったドル円は、いったん120円前半まで大きく下げる局面を迎えます。

しかし、今年最後の利上げのチャンスのFOMCを控え徐々に値を戻していきます。
そして、17日のFOMCでついに利上げが発表されました。
これを受けてドル円は一時的に大きく上げる動きもありましたが、それまでの上値であった123円後半を抜けることはできません。

利上げネタは十分に市場に織り込まれていたので、材料出尽くしとなって利食いの流れ、ドル円は大きく下落することになりました。

2016年も波乱あり?!経済ニュースには注意しておこう!

2015年12月にはアメリカの利上げが行われましたが、イエレンFRB議長の粘り強く行ったアナウンスが効果があったのか、市場は織り込み済みで極端な混乱は起こりませんでした。
2016年にもアメリカの利上げは続くことが予想されますが、今後は利上げのペースに注目が集まっていくでしょう。
利上げという大きな節目を迎えて、ドル高の流れに天井がくる可能性はそろそろ意識しておきたいところです。

ドル円については、黒田ラインを抜いて、アベノミクス以降最高値を更新できるかが焦点。
これについては、日銀のさらなる追加緩和の動向によって大きく変わってくるような気がします。

今は世界経済が不安定化しているので、波乱要因がいつ起きてもおかしくない状況です。
今後も経済ニュースには注意しながらFXに取り組んでいきましょう!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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