• スタグフレーションってそもそも何?
  • スタグフレーションって良いの?悪いの?
  • 日本経済はインフレ??デフレ?それとも?

気がつけば1年が終わろうとしていますね。
この1年の終わりである今月に衆院選があり、なんだか日本の政治はバタバタしています。
2年前の今頃もこのように衆院選が行なわれ、自民党が政権を取り、
安倍首相の下で『アベノミクス』という政策がスタートしました。

このアベノミクスがはじまって2年が経ちますが、
あまり景気が回復しているようには思えない人が多いのではないでしょうか?
この景気回復に実感が持てないのも、
実はアベノミクスの影響で『スタグフレーション』という現象が起こっている可能性があるのです!!

前置きが長くなりましたが(笑)今回は「スタグフレーション?何それ美味しいの?」という人のために、初心者でもわかりやすいようにスタグフレーションについて解説してみたいと思います!

スタグフレーションとは?

スタグフレーション(stagflation)とは、「停滞(stagnation)」と「インフレーション(inflation) 」を組み合わせた言葉で、「経済活動(景気)は停滞しているのに、物価が上昇している」という経済状態をを指します。
一般的には、経済活動の停滞に加えて物が不足することが原因となり物価上昇→スタグフレーションへ陥ることが多いようです。

良い例が、1970年代にあったオイルショックですね!
オイルショックでは原油価格の高騰が影響で、トイレットペーパーが品薄となり大騒ぎとなりました。
まさに、あの状態がスタグフレーションだったわけです!

とはいえ、今の日本…物が不足しているとはあまり実感できませんよね?
では、次は日本がなぜスタグフレーションになろうとしているのか考えてみましょう。

日本はなぜスタグフレーション状態になろうとしているのか?

先ほどスタグフレーションは「景気の停滞」と「インフレ」を合わせた言葉(経済状態)と説明しましたね!
では、日本の景気とインフレ、それぞれ現状どのような状態なのか考えて見ましょう!

日本の景気は回復しているのか?

皆さんの実感としてはどうなんでしょうか?
まあ、そういった主観的なものはおいておいて、今回は客観的に景気が回復しているか考えて見ましょう。

11月発表のGDP速報値の悪さに加え、12月発表の改定値で更に下方修正へ

景気の指標であるGDP速報値。
消費税増税の先送りを決定する上でも重要視された指標です。
このGDP速報値が非常に悪かったのは皆さん記憶に新しいのではないでしょうか。

景気が回復していれば順調に上昇しているはずであるGDPが、11月の発表ではガクッと悪くなった。
「これは景気回復が停滞しているのでは?」と感じさせる要因のひとつですよね。

企業業績は悪くない?

上場企業の9月の中間決算は好調で、多くの企業が2015年3月期決算の純利益が前期を上回る見通し だと発表されました。
これは円安の影響も大きく、自動車関係などが大きく利益を上げているためのようですね!
企業業績の好調は景気回復にとってはプラス要因といえます!
更に企業倒産数も近年稀にみる低水準となっており、こちらも景気回復のプラス要因と言えますね!!

雇用情勢の回復

2015年卒の新社会人の内定率が前年度よりも良いということや、高校卒業内定率も各都道府県の好調という結果が出ています。
更に完全失業者率も10月度は3.5%となかなか低い状態にあります。
(ちなみに2013年の完全失業者率は4.0%(年間平均)でした)
有効求人倍率は多少下がってはいるようですが、1.09倍なので特別低いというわけでもありません。
雇用情勢は着実に回復しているといえるのではないでしょうか。

と、景気だけで見ると多少悪い要因はありますが、『停滞している』というほどではない気がしますね!
ただ、実質賃金の低下などもあるので他にも様々な要因がありますから、楽観視はできないと思います。
(実質賃金については、近々記事にする予定なのでお楽しみに!)

日本って今インフレしてるの?

インフレというのは、物の価値が上昇することですよね。
言い換えれば、貨幣の価値が下がるということになります。

アベノミクスでは2%のインフレを目標に政策を進めているわけで、そのために様々な政策を進めています。
では、今現在、どの程度日本はインフレしているのでしょうか?

総務省が発表した10月の消費者物価指数は、2.6%(前年度同月比)でした。
(消費者物価指数とは、物価の変動がどの程度あったのかを示す数値です!)
つまり、2013年10月よりも2.6%の物価上昇があったということです。
これって、インフレしているように見えますよね。

関連記事:消費者物価指数(CPI)が発表された時の相場ってどんな感じ?

しかし、IMF(国際通貨基金)は11月に『日本のインフレは為替レートの影響を除くとプラス0.3~マイナス0.2%程度になる』と発表しました。
つまり、為替を抜きにして考えれば『物の価値はほとんど変わっていない』ということになります。

結局のところ、「インフレしているの?」って聞かれたら、「インフレしてるけど、円安だからインフレしちゃったんだよね」って感じですね。

日本経済において、スタグフレーションは始まっていると言えるのか?

『日本の景気は回復はしていないものの停滞しているというほどではない。』
『インフレはしているものの、為替の影響が強くでている。』
現在の日本の状況はざっくりというとこのような感じだと思います。
この状態では、今はまだスタグフレーションが始まっているとは断言できないと思います。

とはいえ、楽観視できる状況ではないですし、経済評論家によっては「既にスタグフレーションが始まっている!」とおっしゃる方もいます。
今後の日本経済がどうなるのか不安もありますが、僕達にできることはしっかり働いて、お金を使う(消費をする)ことぐらいかもしれませんね。

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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