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  • リスクオン・オフ相場のチャート実例を紹介!
  • 自分が投資している通貨はどう動く!?

FXをやっていると、ニュースなんかでよく「リスクオン」「リスクオフ」という言葉を耳にすると思います。
何気なく聞いている言葉なんですけど、これはどういうことを意味しているんでしょうか?
今回は、これについて解説していきます。

また、それを実感するには実際のチャートを見ることが大事です。
リスクオン相場、リスクオフ相場を実例を目で見ながら、その特徴について実感を深めていきましょう。
相場への取り組み方にも影響を与える大事なところなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!!

リスクオンとリスクオフの基本

何を意味しているのか?

リスクオンやリスクオフというのは、相場に参加している人たちの心理状況を示しています。
要は、これからの市場環境に対して、どういった見方をしているのかということですね。

もし、楽観的な見方をしているのであれば、多少の危険を冒してでも、「いろんなところにお金を入れて、どんどん儲けていきたい!」と考えるはずですよね。
こういう雰囲気の時は、多少危ないものでもハイリターンが期待できるものが、市場では買われていきます。
例えば、企業の利益が伸びて株価が上がることを期待して、株式が買われていきます。
また、需要の高まりを期待して原油などの資源も買われていき、不安定だけど伸びしろの大きい新興国に対しての投資も進んでいきます。
これがリスクオンの状態です。

一方で、悲観的な見方をしているのであれば、損失が出るような危険をできるだけ避けようとして、「これからは危なそうだから、安全なところにお金を移してなんとか乗り切っていかないと・・・」と考えますよね。
そうなってくると、リスクオンの時に買われていたような不安定な資産はあまり持ちたくないので、何かが起こっても大丈夫な安全な資産が買われるようになります。
例えば、経済力のある国の国債であったりとか、安全資産である金などですね。
そのため、株価や原油価格が下がっていく一方で、アメリカや日本の国債や金の価格が上がっていきます。
これがリスクオフの状態です。

買われる通貨と売られる通貨

それでは、それぞれの相場の時にどの通貨が買われて、どの通貨が売られるかを確認していきましょう。

まず、リスクオン相場では、新興国の通貨や資源国の通貨など、高金利通貨が一般的には買われていきます。
具体的には、豪ドル、NZドル、南アフリカランドなどが買われていきます。
一方で、米ドル、日本円などは売られていくことになります。
なので、米ドル円以外のドルストレート、クロス円が上昇していくイメージです。

次に、リスクオフ相場はこの逆で、新興国や資源に集まっていたお金が、アメリカや日本などの安全なところに戻ってきます。
そのため、豪ドル、NZドル、南アフリカランドが売られて、米ドル、日本円が買われていくことになります。
こちらの場合は、米ドル円以外のドルストレート、クロス円が下落していくイメージですね。

各通貨の個別要素もあるので常にこの通りに動くとは限りませんが、相場を動かす1つの要因として、これらはしっかりと押さえておきましょう。

米ドル円の反応は?

ところで、一番僕たちにとって身近なのは米ドル円ですが、米ドルと日本円は両方とも、リスクオンでは売られて、リスクオフでは買われる通貨です。
そのため、それぞれの相場で米ドル円がどうなるのか判断できないと感じるかもしれないので、簡単に補足しておきます。

結論から言ってしまうと、米ドルと日本円を比べると、日本円のほうがリスクオンで売られる傾向が強いので、一般的には米ドル円は上昇していきます。
そして、リスクオフの場合はこの逆で、米ドル円は下落していきます。

特にアベノミクス相場中はその傾向が強く、2015年あたりからこの傾向は弱くなってきたような個人的印象を持っていますが、一応、執筆時点でもこの傾向は残っていると思います。
これについては今後の状況次第で変わる可能性はありますが、今のところはこのイメージを持っておけばOKでしょう。

リスクオン相場の実例

それでは、実際に過去チャートの事例を見ていきましょう。
まずはリスクオン相場からです。

黒田バズーカ第2段があった2014年10月末以降の相場を見ていきましょう。

lab12430-1

この相場を見てみると、黒田バズーカ第2弾で追加緩和が発表された当日、強烈な上昇を記録しています。
まあ、これはものすごい材料が出たということなので、この反応は当然と言えば当然ですね。
ここでそれまで押さえ込まれていた110円の壁を突破して、米ドル円は青天井状態に入っていっています。

そして、ここからがリスクオン相場というやつです。
材料が強いだけに角度も急ではあるんですが、比較的小さめなローソク足で陽線が続いて、ジリジリと上昇していっている形です。
これ、1ヶ月以上かけてずっとこの状態が続いて、110円を抜けた翌日から見てみると、113円から121円まで、8円を1ヶ月以上の期間をかけて上昇しています。

ポイントは、比較的ジリジリと上昇して、その流れがずっと続くということ。
水準感で「さすがにもう上がらないだろう」となんとなく逆張りすると、長期間苦しい思いをすることになってしまいますよね。
市場の状況としては、みんなが米ドル円をどんどん買い増していっている状態。
ちょっとずつポジションを積み上げているようなイメージを持つと、この上昇の仕方がしっくりくると思います。

リスクオフ相場の実例

次にリスクオフ相場です。
今度はアベノミクス相場が停滞期に入ってきたところで起こった、2015年8月のチャイナ・ショックの相場です。

lab12430-2

8月に入って発表された中国の経済指標が悪かったことから、中国の先行き懸念が出てきて、その後、中国人民銀行が元切り下げを続けてことから懸念が一気に拡大していったという流れ。
そして、いったん下落が始まると留まるところを知らず、一気にものすごいスピードで暴落していっています。
これが大きな特徴ですね。

ポイントは、アッという間に落ちてしまっているということ。
たった4本のローソク足(4日間)で、先ほどと同じ8円以上下落してしまっています。
こういったことは、「ヤバい!」と思ったら、みんな一斉に逃げようとするから起こるわけですが、リスクオフ相場ではこういったパニック状態に陥ることが非常に多いです。
「落ちるナイフはつかむな」という相場格言がありますが、大きく下げたからといって、勢いを無視してロングすると、こちらもひどい目に合うところですね。

ちなみに、最後はスピードを加速して落ちた後に、長い下ヒゲが出て上に戻しています。
スピードが加速するのはたくさんの人のストップロスを刈っているからで、それによってガクンと下がった後は上からショートしていた人たちの利益確定が集中して、これまた早いスピードで上昇しています。
これがいわゆるセリング・クライマックスと呼ばれるで、リスクオフ相場の最後によく見られる現象です。
こちらも頭に入れておくといいでしょう。

【恐怖の1日】チャイナショックで儲けた人、損した人。世界同時株安を振り返る!

市場の心理状況を踏まえたトレード戦略を!

一通り説明してきましたが、リスクオンとリスクオフについてのイメージがつかめたでしょうか?
押さえるべきポイントは、自分の触っている通貨がそれぞれの相場の時にどういう方向に動くのかということ。
そして、それぞれの相場におけるトレンドの勢いの違いですね。
このあたりの特徴は、トレードをするうえでうまく生かしていきたいですね。

例えば、ジリジリ上昇することが予想される場合は、ロングでじっくりとポジションを持ったり、逆にガクンという下落が予想される場合は、ショートで比較的回転の早いトレードで臨んだり。
今の市場心理を意識しながらこういった相場の動きイメージできるようになると、いいトレードができるようになると思いますよ!

なお、いずれの相場でも、安易な損切りなしの逆張りトレードは命取りです。
リスクオンだと長期間苦しむことになりますし、リスクオフだと一瞬で大損を食らうことになります。
順張りがトレードの基本で、損切りも絶対に入れないといけない。
どんな相場でも共通するFXの基本ではありますが、それぞれの相場の動きを見ていくと、こういったことの大事さを改めて確認できるんじゃないでしょうか。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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