• 慣れてくると興味を持つ通貨!?その特徴は?
  • トルコリラは地政学リスクに注意!
  • 基本戦略を考えてみよう!

トルコリラは、トルコ共和国の通貨で、通貨コードはTRYとなっています。

トルコといえば世界三大料理のトルコ料理で有名ですが、通貨のトルコリラにも特長があって、スワップポイントがめちゃくちゃ高いことで有名です。
高金利通貨はいろいろありますが、その中でも高い水準をキープしています。
このあたりを上手に使う人も多く、FXトレーダーのスワップ運用の通貨としては人気もあるようです。

ただ、トルコが置かれている現状にはいろいろと悩ましいものがあり、スワップをもらうために「とりあえず買っておけばいい」という単純なものではありません。

トルコリラで取引をする場合、どういったところに注意すればいいのかといことを意識しつつ、今回のトルコリラ解説を読んでいってくださいね!

トルコリラ/円の特長

トルコはアジアとヨーロッパにまたがる国で、地中海と黒海に挟まれた所にあります。
国民のほとんどはイスラム教ですが、宗教に関しては割と自由なようです。
また、EU加盟を目指していて、トルコの公式見解ではヨーロッパに属しているということのようです。

トルコのGDPは、ここのところ堅調に推移しているので、経済は比較的安定しているように見えます。
ただ、気になるのがインフレ率の高さで、5%のインフレ目標に対して、2012年以降、ここ数年は7%をずっと超えてしまっています。
これに対処する目的もあって、政策金利が7.5%(2016年8月)と高く設定されているわけですが、このインフレ率の動向は気になるところです。

また、中東に近いということもあって、地政学リスクとは背中合わせなのも懸念材料。

イスラム国との対立があったり、国内でもテロが毎月のように起こったり、最近では失敗に終わりましたがクーデターなんかもありました。
そういえば、トルコがロシア機を撃墜したっていう事件もありましたね……。
こういったリスクは、十分に意識しておく必要がありますね。

トルコリラの特長を更に詳しく見ていこうと思います。

高金利通貨でもトップクラスのスワップポイント!

トルコリラの特長は、他の高金利通貨と比較しても負けない、大きなスワップポイントを得られることです。
当記事の執筆時点(2016年9月)では、だいたい1万通貨あたり1日80円弱といったところですが、中には1日100円を超えてくる業者もあります。
ここはFX業者の間でもアピールポイントに使われることも多く、今後はスワップポイント競争が激しくなっていくかもしれません。

1年間1万通貨を持ち続ければ3万円近くのスワップがもらえるということなので、これはけっこう大きいように感じますね。
スワップ狙いでいくのであれば長期投資になってくるので、あとはいかにリスクをヘッジしながらというところが大事。
次以降はリスクを挙げていくので、これをちゃんとヘッジできるかを考えたうえで、スワップを着実にもらう戦略を立てていきましょう!

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地政学リスクには要注意!

トルコは、地理的状況やイスラム教の国ということもあって、様々な地政学リスクを抱えています。
イスラム国の問題が出てきてから、特にこのリスクが高まっている状態です。
今では、トルコ料理を食べにトルコに旅行するのも、ちょっと敬遠しちゃうような感じですもんね……。

トルコリラを触る場合には、こういった地政学リスクを意識しつつ、最新のニュースをできるだけ早く入手しておくことが大事。
メジャーな通貨ではないということもあって、なかなか情報を取りにくいところもありますが、このあたりのハードルを乗り越える努力が必要になってくるでしょう。

世界経済悪化の影響を受けやすい!

トルコは新興国なので、外国からの資金が集まることによって経済が活気づいている側面があります。
もし、この資金がなんらかの理由で引き上げられてしまったりすると、トルコリラが暴落したり、トルコ経済が悪化してしまう原因になったりします。

例えば、2016年以降アメリカが利上げをしたことで、新興国から資金が引き上げられるという問題が起きています。
この影響でトルコリラは大きく下落することになりました。
同じように、世界経済全体の悪化が起こると、トルコリラは大きく影響を受けることが考えられます。

また、もともと新興国通貨のトルコリラは取引量が多くないので、ボラティリティが高い側面もあります。
つまり、急落しやすいということですね。
このあたりの性質は、十分に理解しておきましょう。

長期的な下落トレンドの真っただ中!

トルコリラは、長期的に下落傾向にあります。
トルコリラ/円については現在、史上最安値をどんどん更新していきそうな勢いにも見えます。

世界経済の見通し不安、トルコの地政学リスクといったところが重なって、こういう下げ続けている展開になっているわけです。
為替差損益だけを考えると順張りが原則なのでショートですが、スワップのことを考えるとロングをしたい。
このあたりのバランスが、トルコリラ/円を運用していくうえではポイントになってくるわけです。

トルコリラ/円を使った基本戦略

それでは、トルコリラ/円のチャートも見ながら、どういった戦略で取引をしていけばいいのか、考えていきましょう!

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これは、過去約10年間のトルコリラ/円の月足チャートです。
なんかもう、全然上がってくれるような気がしないチャートですね。

チャート左端の、2007年、2008年にかけて大きく下落しているのは、サブプライムローン問題から始まったリーマンショック絡みの値動きですね。
100円近くあったのが一気に50円あたりまで落ちるという、ちょっとゾッとするような落ち方ですね。

その後も下落トレンドが続きますが、2013年あたりには上昇した局面もあります。
これは日本のアベノミクスをはじめ、日米欧で金融緩和が行われた時期ですね。
緩和によって、リスクマネーが新興国に向かったというやつです。

そして、直近は史上最安値を更新しながらジリジリ下げが続いているという感じ。
ちょっと普通に考えると、ロングをできるような雰囲気ではなさそうですが、トルコリラ/円の取引戦略を整理してみましょう。

スワップ狙いで含み損覚悟の長期投資ロング戦略

トルコリラ/円ということで、やっぱり誰もが考えるのはスワップ狙いのロングだと思います。
おそらくこういう目線の人が一番多いんじゃないかな、とも思います。

ただ、月足チャートを見た感じだと、ちょっと、この時点ではまだロングを打つには早いようにも見えますね。
少なくとも、ジリ下げのトレンドラインを抜けてこないことには、個人的には怖いところではあります。

ただ、「含み損は覚悟なんだ!いつかは戻るだろ!」という考え方はないことはないのかもしれません。
その場合は、絶対にレバレッジを低く抑えて、どれだけ下落が続いても、胃が痛くないポジション量に抑えておきたいですね。

ちなみに、日米欧の金融緩和の中で上昇トレンドが出た局面がありますよね。
ああいったところでロングで入れたら、為替差益も出つつスワップ益も出るという、かなりおいしいポジションが長期的に持てます。
そのためには、やっぱりファンダメンタルズ的に上げる根拠に裏付けられた上昇が来たところが狙い目だと思います。

トルコリラ/円はそういう局面をずっと待ち続けたうえで、チャンスが来たら1回ポジションを取って、あとはずっと放置。
こんなスタンスがいいんじゃないでしょうか。

スワップを犠牲に順張りのショート戦略

次は、普通のスイングトレードのイメージで、トレンド順張りでショートで攻めていく戦略です。
この場合は、少なくないスワップ損が毎日発生し続けているということを意識する必要があります。
ヨコヨコの時は回避して、下落トレンドの勢いが出てくるタイミングを見計らってエントリーしたいところですね。
スワップ損の影響を少なくするために、できるだけポジションを持つ期間は短くする工夫は必須ですね。

また、担がれてしまったら最悪なことになりかねないので、損切りはちゃんとラインを決めてきっちりと行える人のほうが向いています。
「損切りするのが苦手……」という人は、ちょっとこの戦略はやめておいたほうがいいかもしれませんね。

業者間のスワップ差を利用したアービトラージ戦略

トルコリラ/円のスワップが、業者間競争の関係で差があることを利用した戦略です。
これはどこまでできるのか、その時々によって変わってきますが、スワップポイントの高いFX業者でロングをして、スワップポイントの低いFX業者でショートをすることで、為替変動に関してはノーリスクに抑えつつ、スワップポイントの差だけ利益を確実に得る方法です。
もちろん、これは「ロング時のスワップポイント>ショート時のスワップポイント」となる場合だけ有効な方法です。
少し効率は悪いですが、ほぼ確実に利益が出るので、チャンスがあれば考えたい手法です。

トルコリラはリスクをしっかり理解したうえで運用しよう!

トルコリラについて、トルコリラ/円を中心に解説してきました。
スワップポイントがおいしいんですが、それをもらっていく場合は、いろんなリスクと隣り合わせということが分かったんじゃないでしょうか。

ちなみに、このリスクを限定しつつ、スワップポイントの大きさを生かせる投資方法として、トラリピを使った長期投資というのがあります。
通常のFX業者とは一味変わった手法なんですが、興味のある方は一度チェックすることをおすすめします。

トラリピで失敗しない為にメリットとデメリットをしっかり把握しよう!

トルコの経済自体はこれから期待できるところもありますし、トルコリラを底で拾えたらめちゃくちゃおいしいポジションを持つことも可能です。
自分が耐えられるリスクにきちんと抑えるのであれば、挑戦する価値は十分にある魅力的な通貨だと思いますよ!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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