• チャート分析で悩まれている方必見!
  • 複数の時間足のサイン違いはどう判断すれば良い?
  • レンジ相場での対処法とは?

ベテランのトレーダーは1つの時間足だけをみてチャートを分析するのではなく、複数の時間足のチャートを同時に分析しているのが通常です。
「そんなにたくさん見て、意味あるんだろうか?」なんて思うかもしれませんが、めちゃくちゃ大事なことなんです。
今回は、そんな複数時間足の見方について解説していきます!

あなたならどうする?2つの時間足チャートを見ていて起こる矛盾

複数時間足を見ていてハマるドツボパターン

冒頭でも触れましたが、「チャートは複数の時間足を見て分析したほうがいい!」なんてことは、FXではよく耳にしたことがあると思います。
でも、何気にこれって難しいと感じたことはありませんか?

例えば、日足でチャートを見ていると上昇トレンドなのに、1時間足でチャートを見ていると下降トレンドだったり。
日足で上昇だからとりあえずロングをしてみると、下げが止まらずにたまらず切っちゃっうことになったり。
そして、「クッソー!」と思いながらショートをしてみると、急に流れが変わって上昇トレンドになってしまったり……。

「いったいどっちを信じればいいんだ!!」ってなることもあるかもしれません。
かえって迷いが出てしまって、余計にイマイチな取引になってしまったり……。
これってFXをやっていて誰もが経験したことのある、悩ましい問題じゃないでしょうか。

実際のチャートで見てみよう

複数の時間足を見ていて、それぞれで全く違うトレンドに見えたり、逆のサインが出たりすることって、しょっちゅう起こることです。
実際にチャートを見てみましょうか。

まずは、ユーロドルの1時間足を見てみましょう。

lab10913-1

テクニカルには単純移動平均線の20本線を入れています。
このチャートの中盤を見ると移動平均線も上向きですし、完全に上昇トレンドに見えますよね。

意外と知らない?移動平均線の基本について

次に、このときの日足を見てみましょう。
四角で囲んである部分が、上のチャートに該当する部分です。

lab10913-2

テクニカルは同じく単純移動平均線の20本線を入れています。
今度は完全に下降トレンドに見えますよね。
移動平均線を見てみると、最初から最後までずっと下向きです。

こんな状況のときに、日足だけを信じて目をつぶってショートをしていると、入る場所にもよりますが含み損に耐えられなくて切っちゃうことになるかもしれません。
かといって、1時間足を信じてロングをすると、捕まってしまって爆損になっちゃいそうですよね。

こういうときは、一体どう考えたらいいんでしょうか!

複数時間足で見え方が違ってくるのはなぜ?

相場は上下しながら動く!

複数時間足を使ってうまく相場を見れるようになるためには、分かっておかなければならない相場の性質があります。
それが、「相場は上下しながら動く」ということです。

ダウ理論の基本について

どんな相場でも、高値から安値、安値から高値に動くときに一方方向に動き続けることはなく、上下を繰り返しながら動いていきます。
この小さな上下は、小さなトレンドとも言うことができます。
相場は大きなトレンドの中に、小さなトレンドがいくつも存在しているんです。
これを図で表現するとこんなかんじです。

lab10913-3

青い線が大きなトレンドで、その中に赤い線の小さなトレンドが存在しています。
上位足では大きなトレンドにしか見えなくても、下位足では小さなトレンドがいくつも見えてくるんです。

例えば、オレンジの四角のところに注目すると、下位足で見える小さなトレンドは上位足で見えるトレンドと逆行していますよね。
複数時間足で違った見え方になっているというのは、こういう状況なんです。

下位足と上位足、どちらの力が強い?

それでは下位足と上位足でトレンドが発生していたとして、どちらのほうが力が強いんでしょうか?
例外ももちろんありますが、上位足でのトレンドのほうが強いのが基本です。
先ほどのチャートを見てのとおりなんですが、下位足で上昇しても上位足の下降トレンドに阻まれてしまっているような動きになっていますよね。

なぜこうなるのか、いろいろな説明の仕方はできますが、僕は次のように解釈しています。
下位足を見てトレードしている人と、上位足を見てトレードしている人がいるとしますよね。
普通に考えると前者のほうが短期的な売買をしていて、後者のほうが長期的な売買をしているはずです。

下位足を見てトレードしている人は、下位足のトレンドに乗って売買をします。
しかし、短期的にトレードを繰り返す人なのでイグジットも早いんです。
エントリーした人がイグジットしてしまうと、トレンドは終わってしまいます。
なので、下位足のトレンドはすぐに終わってしまうんです。

一方で上位足のトレーダーたちは、自分たちが信じているトレンドが終わるような動きが来ないかぎりはポジションを持ち続けます。
下位足で反対の動きがあったとしても、いい押し目にしか見えないでしょう。
このため、下位足のトレンドに比べて上位足のトレンドは強く、長続きするというわけです。

複数時間足を使った取引の考え方

上位足で流れを見て、下位足でエントリータイミングを計る!

上位足と下位足の関係について、おおまかなイメージができたと思います。
次に、これらを使った具体的な取引の考え方について説明します。
例えば、同じテクニカルを見るにしてもそれぞれの足だとサインが出るタイミングが違ってきますよね?
こういう場合はどう考えたらいいか、ということです。

さきほど、上位足のほうがトレンドの力が強いという話をしました。
であれば、トレードするうえでは強いトレンドを信じたほうがうまくいく可能性は高いでしょう。
基本的に取引をするうえでは、大きな流れによって目線を決めていくほうがいいでしょう。

例えば、上の図で行けば上位足では下降トレンド中ですよね。
ですが、下位足で見た時には上昇トレンドにしか見えないときがあります。
こういうときでも、上位足にしたがって売りという目線でトレードにのぞむべきなんです。

そうなると、「下位足のサインやトレンドを無視してエントリーしてもいいのか?」と思うかもしれません。
しかし、それもダメです。

下位足のトレンドを無視してエントリーしてしまうと、短期的には損失が大きくなる可能性が高いので気分的にもいいもんじゃないですよね。
下位足でトレンドが変わるまで待てばいいんです。
上位足で買いか売りかの目線を決めて、下位足でもその方向にトレンドが変わる(あるいは発生する)サインを見てから、エントリーをするというわけです。

これが複数時間足を使った取引の基本中の基本の考え方なので、ぜひ覚えておいてくださいね!

テクニカルにもよりますが、トレンドが起こってから遅れてサインは出てきます。
上位足であれば、この遅れは下位足よりも遅れることになります。
単純に考えて、エントリータイミングをより早く捉えるとしたら、下位足のサインを利用したほうがいいというのも、感覚的にも納得できるんじゃないでしょうか。

レンジのときはどうしたらいいか?

今までは、分かりやすいように上位足でトレンドが出ている時を例に挙げて説明してきました。
もし、上位足でトレンドが出ていなくて、レンジ状態のときはどうしたらいいんでしょうか?
実はこのときも、取引の考え方はさきほどと大して変わりません。

上位足で全体を見て、下位足でエントリータイミングを計ればいいんです。
上位足がレンジであれば、レンジ上限下限では普通は逆張りをしようと思いますよね。
これで目線は決まります。
あとは下位足でタイミングを計ればいいんです。

ね、けっこうシンプルでしょう?
すごく簡単なことなんですが、この考え方を持っているかどうかで、トレードは大きく変わってきます。
ぜひ、この考え方を持ちながら、実践の相場を見てみてください。
1つの時間足だけで見るよりも、多くの発見があると思いますよ!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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