• RCIってどういうテクニカル!?
  • 時間と価格の相関性を考えてみよう!
  • RCIを使った取引方法を3つ紹介!

RCIは統計学の考え方をFXに取り入れたオシレーター系のテクニカルです。
使いこなすにはけっこうハードルが高いところがありますが、RCIのクセを知って使いこなせるようになると、相場を一味違った見方をできるようになるでしょう。
また、RCIはトレーダーによるオリジナルの使い方も多く考えられている、ユニークなテクニカルでもあります。
今回は、そんなRCIを基本から学んでいきましょう!

「スピアマンの順位相関係数」をFXに応用したRCI

RCIの概要、「スピアマンの順位相関数」って何?

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サブチャートに表示されている3本のラインがRCIです。
3本のRCIを入れていて、水色が短期RCI、青色が中期RCI、紫色が長期RCIです。

RCIは統計学で使われる「スピアマンの順位相関係数」をFXに取り入れたテクニカル。
順位相関係数とは1、2、3…といった順位データを使って、2つのデータ間の相関性を測る方法です。
順相関(2つのデータが同じ動きをする)であれば100%に近い数字、逆相関(一方が上がれば、一方は下がるという逆の動きをする)であれば-100%に近い数字が出てきます。

RCIでは、分析期間の「時間の順位」と「価格の順位」の間にある相関性を、この順位相関係数で測っていったものです。
時間の順位は、直近のローソク足から順番に1、2、3…というかんじでつけていきます。
価格の順位は、ローソク足の終値を見て高いものから順に1、2、3…というかんじでつけていきます。
もし、この2つが完全に順相関(RCI=100%)であれば、ローソク足が直近のほうから順番に高いということなので、終値の上昇がずっと続いてきたということになりますね。
反対に完全に逆相関(RCI=-100%)であれば、終値の下落がずっと続いてきたということです。

RCIは100%に向かっている状態は上昇が続いている、-100%に向かっている状態は下降が続いているというのが基本の見方です。
また、オシレーター系として過熱感を見ることも可能です。
基準になるレベルは±80%で、これを超えると買われすぎ、売られすぎという判定をするのが一般的です。

そのほか、複数の分析期間のRCIを同時に使用して、複数の移動平均線を用いた分析のようにクロスを使った相場の分析も可能です。

RCIはトレーダーによっていろいろな使われ方をします。
どういう意味を持つテクニカルかをしっかり理解すれば、オリジナルの使い方を編み出せるかもしれませんよ!

RCIの計算方法と具体例

RCIのイメージをもっとしっかりとつかんでもらいたいので、具体的な計算方法も見ていきましょう。
計算式はこうなっています。

RCI = {1 - 6×D ÷ (Nの3乗-N)} × 100
D:(時間の順位 - 日付の順位)の2乗の分析期間合計
N:分析するローソク足の本数

なんだかややこしいので具体例で見ていきましょう。
終値が100円、101円、102円、103円、104円と順番に上がっている場合に、この5本のローソク足のRCIで分析してみましょう。

時間の順位はそれぞれ5、4、3、2、1です。
価格の順位もそれぞれ5、4、3、2、1となりますね。
Dを計算してみると、…0になりますね!
とういことは、RCI=(1-0)×100=100になります。
分析期間ずっと上がってたら、100になるということですね!

次に逆のパターンで、終値が104円、103円、102円、101円、100円となっている場合を同様に分析してみましょう。

時間の順位はそれぞれ5、4、3、2、1です。
価格の順位はそれぞれ1、2、3、4、5となりますね。
ちょっとめんどくさいですが、Dを計算してみると40になります。
N=5なので、RCI={1-6×40÷(125-5)}×100=-100となります。
分析期間ずっと下がってたら、-100になるというわけです。

RCIのパラメータ(設定期間)について

計算式の具体例のところでは、設定期間を5として計算しました。
長くしすぎると計算がややこしくなるので短くしていましたが、もっと長い設定期間が使われるのが一般的。

RCIは短期、中期、長期の組み合わせで使われることが多いですが、標準的なパラメータの組み合わせは9、26、52です。
はじめはこの組み合わせを使いながらRCIに慣れていけばいいんじゃないかな、と思います。
トレーダーによってこのあたりはオリジナルの使い方をしている人が多いので、イジっても全然OKですよ!

RCIの大まかなイメージはつかめたんじゃないでしょうか?
ここまで理解出来たら、もうRCIはあなたの友達です!
あとは使い方をマスターするだけです!

RCIを使った取引方法

RCIの長所と短所

RCIはほかのオシレーター系と同様に、相場の過熱感を見ることができるテクニカルです。
オシレーター系ではトレンドの見極めがやりにくいものが多いですが、RCIで長期の設定期間をしたものは大きな流れを見ることも可能できるという特徴があります。

設定期間を短期にしたRCIは、相場の値動きに対して敏感に動いてくれます。
そのため、スピーディな取引ができるのも長所です。
RCIを使えば、大きな流れをとらえながら細かいエントリータイミングも測れるので、トレードするうえでとても便利なんです。

スピーディな取引が可能なので、スキャルピングやデイトレにも向いていますね。
大きな流れをつかむこともできるので、もちろんスイングでも使用することもできます!

さて、こんな便利なCCIですが、いいところばかりではなくて弱点もあります。
オシレーター系では避けられないことですが、あまりに強いトレンドだとRCIが上下に張り付いてしまって役に立たなくなってしまいます。
このような状態での安易に逆張りは避けたほうがいいでしょう。
ちなみに、この弱点を逆手にとった上手な手法も、後で紹介しているので参考にしてみてください!

取引手法例を3つ紹介

(1)中期RCIを使って過熱感を判断する

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RCIを使ったもっとも単純な取引の考え方が、買われすぎや売られすぎをRCIを使って判断して、逆張りエントリーをしていくというものです。
RCIの買われすぎや売られすぎの判断は±80%を基準で見るので、この水準に達したら逆張りでエントリーしていくというやり方です。

ただ、これだけで判断するとダマシが多くなるので、もう1点注意をしておきましょう。
それはRCIの傾きです。

RCIが上に向いているときは相場が上昇していて、下に向いているときは相場が下降しているということでした。
±80%が超えた水準でも、安易にこの方向に逆らってエントリーすると、そのままトレンドに持っていかれる可能性が高いです。
なので、±80%を超えてから、RCIの方向が変わるのを確認してからエントリーするようにしましょう。

ちなみに、この手法を使うときは設定期間は中期の26を使うといいでしょう。
短期だと上下に敏感に動きすぎてダマシが多すぎますし、長期だと逆に動きが遅すぎるのでおすすめできません。

(2)短期RCIと中期RCIのクロスを使う

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設定期間の異なる2本のRCIを使って取引を行うこともできます。
これは短期RCIと中期RCIのクロスを使った取引方法で、ちょうど移動平均線のクロスと同じイメージ
ゴールデンクロスすると上に加速して、デッドクロスだと下に加速するというわけです。
このクロスをサインにエントリーするというわけですね。

これも、使い方には注意が必要。
クロスだけを見ていると、かなり頻繁に起きているのでダマシが連発します。

まずは中期RCIや長期RCIの向きに注意しましょう。
上を向いているか下を向いているかで相場の方向性が分かります。
これに逆らったエントリーを避けることで、ダマシの多くを回避することができるでしょう。

それから、クロスする位置にも注意するといいでしょう。
ゴールデンクロスであれば-100%に近いところ、デッドクロスであれば+100%に近いところのに絞ることでダマシをさらに減らすことができます。

(3)中期RCIと長期RCIの張り付きを利用する

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オシレーター系では強いトレンドが出て張り付きが起こると、使い物にならなくなるということはよく言われることです。
RCIも例外ではないんですが、複数の設定期間のRCIを使うときはこれを逆手に取って利用することができます。

中期RCIや長期RCIが上下に張り付いているときというのは、強いトレンドが出ているということです。
そのトレンドの中で戻しがあったときに、短期RCIは敏感に反応して押し目を教えてくれるわけです。
張り付きの状態で短期RCIが下がってきたというのをサインに、エントリーするというわけですね。

RCIを使っていろいろな取引方法を編み出そう!

RCIを使ったオーソドックスな取引方法を3つ紹介しました。
RCIは取引のバリエーションが多く、トレーダーによってオリジナルのやり方を編み出している人もたくさんいます。

RCIの計算方法を理解して、チャートの動きとRCIの動きの性質を研究すると、あなただけのオリジナル手法が見つかるかもしれません。
ぜひ過去のチャートを見ながら研究してみてください!

「チャート重視」でFX業者を選ぶなら!
テクニカル指標の種類、描写ツールを確認!
基本的なテクニカル指標を全て搭載しているFX会社を選ぶようにしましょう。
「描写ツール」や「操作性」もFX各社で差があるので、自分好みのFX業者を選択して取引をする事をおすすめします!
(スプレッド情報も一緒に掲載しています)
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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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