• 水平線について基本から勉強しよう!
  • よくある5つのパターンを覚えておこう!
  • ネックラインを意識してトレードをしてみよう!

チャートを分析するうえで、水平線ほど多くのトレーダーの共通認識となりえるものは他にないでしょう。
それは、水平線が数ある分析方法のなかでももっともシンプルで簡単だからです。
つまり、誰が見ても分かりやすいんです。
分かりやすくて効果がある分析方法なので、ぜひFX初心者の方には水平線の考え方を押さえておきましょう!

水平線ってどういう意味があるの?

トレーダーたちが意識する価格に

チャート上の水平線というのは、ある一定の価格を示したラインです。
FXで取引をするうえで、もっとも意識されている情報って価格ですよね。
「おれは価格なんて気にしねえ!」というツワモノがいたら、ぜひお会いしてみたいです。(笑)

そんな価格のなかでも、特にトレーダーたちの間で意識されているところにラインを引いたのが、水平線なんです。
トレーダーたちに意識されるようなところとは、チャート上で分かりやすいところです。

同じチャートを10人が見たとしたら、10人全員が意識しそうだなと思うような場所、そういうところに水平線を引くことが大事です。

その1つが、上値や下値。
例えば、上昇トレンドの局面では次の前回の上値ラインが意識されやすいですし、下降トレンドの局面では次の前回の下値ラインが意識されやすいです。

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例えば、このチャートではどこが気になりますか?
全体が上昇トレンドのなか、前回の高値が近づいている局面です。
こういうような状況では市場は、赤で引いたラインの高値を更新するかどうかというところに焦点が集まっています。

「まだ、勢いが足りない!」という読みのトレーダーたちは、この赤いラインを背中に売りを仕掛けたり、あるいは、持っていた買いポジションの利食いをするでしょう。
「一気に上に抜けていくぞ!」という読みのトレーダーたちは、そのまま買いポジションをキープしたり、徐々に買いを増やしていっているでしょう。
こうして、水平線を中心に買いと売りの攻防が行われていくんです。

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結局、このタイミングでは「まだ、勢いが足りない!」派が勝って水平線がレジスタンスとして機能しました。
相場は頭を押さえられて、レンジがもうしばらく続くことになりました。
こういった水平線をめぐる攻防を意識すると、トレーダーたちの心理状況を探る大きなヒントになってきます。

基本になるのは、分かりやすいところに水平線を引くこと。
大事なことなので繰り返しますが、同じチャートを10人が見たとしたら、10人全員が意識しそうだなと思うような場所に、線を引けるように練習しましょう!

水平線を意識し始めたときに陥りやすい落とし穴

「ほほう、水平線で大事なんだな!」と、なんとなくイメージが湧いてきたと思います。
さっそく、チャートに水平線を引いてくれている人もいるかもしれません。(いたらうれしいです!)
そんな真面目な勉強熱心な人が陥りやすいのが、分析に夢中になりすぎるあまり、水平線を引きすぎちゃうっていうことなんです。

上値と下値にひたすら線を引きまくっているとこんな状態になってしまうかもしれません。

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水平線アルアルです。
こんなに水平線を引きまくっていると、どれが重要でどれが重要でないのか、さっぱり分かりませんよね。
引きすぎには注意しましょう!

ここでよく出てくる悩みが、「昔、引いたの水平線を残していると、どうしても水平線がゴチャゴチャになっちゃうんです…」というもの。
どういう分析を昔したのか置いておきたいので水平線は消したくないけど、置いておくとどんどん水平線が増えていっちゃうんですね。

昔は意識されていても、もう意識されなくなったラインというのはできれば見えないようにしておきたいですよね。
そういう場合は、右に延長されないような設定をしたトレンドラインを使って、水平線を引くと悩みが解決します。

チャートがゴチャゴチャになってしまうのは、分析するうえでとても邪魔なので避けておきたいところ。
トレンドラインで水平線を引くのは若干めんどくさいですが、ぜひ試してみてください。
チャートがスッキリしますよ。

重要な水平線の探し方

水平線を引いていく際、重要度はどのように見極めたらいいのでしょうか?

まずは時間足に注意しておきましょう。
チャート分析では基本的に長期の足を使った分析結果のほうが、より強い効果をもたらします。

チャート分析するときは水平線に限らず、長期の足から順に見ていって、より短期の足で細かいタイミングを計るものですが、水平線にも同様のことが言えるわけですね。

長期の足で大事な水平線を見極めてから、短期の足でも細かく分析をするようにすると効率よくチャートを見ていくことができるでしょう。

また、短期の足でゴチャゴチャしてしまったら、もう一度、長期の足に立ち返って見直してみるのもいいかもしれませんね!

こうして分析した水平線が本当にトレーダーたちに意識されているのかチェックするうえで、注文情報を確認するとより有効です。
なぜなら、重要な水平線のところには売りや買いの注文がたまりやすいんです。

FX業者でも相場ニュースを流してくれていると思いますが、どのレートにどのくらいの注文がたまっているという注文情報も流してくれています。
こういったものを意識してみてみながら、水平線分析の答え合わせをしてみるといいかもしれませんね!

水平線をめぐるよくある動き

さて、それでは水平線をめぐってどういう、動きが起こりやすいのかについて見ていきましょう。
こういった細かい動きのパターンを頭に入れておくと、取引において役に立つことがけっこう出てくると思います。

サポート、レジスタンスとして機能して跳ね返される

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一番ベタなパターンですが、水平線がサポートやレジスタンスとして機能して、跳ね返される動きがよく起こります。
ブレイクを狙うトレーダーたちがあきらめて、イグジットし始めたら流れが変わっていきます。

こういう動きを狙う場合は、水平線を背中にして逆張りのエントリーをすることになります。
ストップは水平線をちょっと抜けたところに置くのが一般的ですね。
うまくいけば天井や底を取れるうえに、ストップがかなり近めに置けるので逆張りトレーダーはよく利用されます。

しかし、安易なトレンドに逆らった逆張りをすると負け続けることもあるので注意です。
トレンドに沿った目線のなかで、こういう形をうまく見つけることが大事になってきます。

ブレイクして、サポレジ転換

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水平線をブレイクしてしまうときのパターンです。
ブレイク時には、逆張り派のストップロスが刈り取られて勢いが加速することがよくあります。

一気に上がり続けることもありますが、いったん押し目を作ることもあります。
その時に、もともとサポートやレジスタンスとして働いていたものが、逆に機能することがよくあります。
いわゆる「サポレジ転換」というやつですね。
この押し目がエントリーするときの狙い目になってきます。

ちなみに、なぜこういう動きになるかと言うと、「水平線を背中にポジションを取っていたトレーダーが押し目で逃げのイグジット注文を出すから」という説もあります。
逃げのイグジット注文に支えられて、戻ってこなくなっちゃうというわけですね。
このあたりは想像なので本当に正しいかどうかは分かりませんが、腑に落ちるストーリーではあると思います。

ダマシのブレイク

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これもよくあるパターンで少々厄介なんです。
ブレイクしたと思ったら、結局下に戻ってきちゃうというパターン。
逆張り派のストップロスが刈り取られただけ、トレンドが出ずに終わってしまうかんじで、ローソク足は、髭だけ水平線を抜いているような形になることもあります。

こういうパターンもあるので、「サポート、レジスタンスとして機能するはずだ!」と自信をもって早めに入ってしまうと、相場シナリオは合っていたのにきれいに刈り取られてしまって、取引では負けちゃうということもよく起こります。

これを避けるには、あまりフライングして水平線を使った逆張りをしないことです。
狙っているポイントがくるとあわてて入っちゃいそうになりますが、跳ね返されて短期トレンドが変わるのを見届けてからエントリーすることで、こういったダマシにやられる確率をかなり抑えることができます。

水平線とチャートパターン

水平線をめぐる細かい動きを見ていったので、もう少し広めの視点からよくあるチャートパターンを2つ見ておきましょう。
「ヘッド&ショルダー」と「ダブルトップ」です。
こういったチャートパターンを使いながら、相場のシナリオ作りにうまく生かしてくださいね!

ヘッド&ショルダー

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ヘッド&ショルダーは相場の高値圏でよく見られる形で、上昇の限界を示唆するチャート形状です。
3つの山がありますが、それが頭と肩に見えるのでこういう名前がついています。

ここでポイントとなるのが、緑のラインで引いたネックラインと呼ばれる水平線です。
上に行こうとして押し戻されて、もう一度上に行こうとして押し戻されてという動きですが、その上に行くためのサポートとして機能しているラインですね。

このサポートが抜かれてしまうと、上げはここで限界ということで、いったんは下げの流れになってしまうわけです。
ちなみに、このネックラインを抜くときには、細かい動きとしては、さきほど紹介したサポレジ転換の形を見せることが多いです。
その動きを想定していれば、うまくエントリーすることができるでしょう。

ダブルトップ

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ダブルトップも相場の高値圏でよく見られる形、ヘッド&ショルダーと同じような意味合いを持っています。
上昇の流れですが、2つ目の山で高値を超えられず水平線に跳ね返されてしまうという形。

ここでもネックラインがポイントになります。
ダブルトップが出た状態で、ネックラインが抜かれてしまうとこれもいったんは下降と判断できます。

こちらも細かい動きをふまえて考えれば、赤い水平線で跳ね返されたのを見届けたタイミングでもエントリーできますし、ネックラインを抜くところでもエントリータイミングがあるでしょう。

このように、水平線をうまく使うと相場の流れを見極めやすくなっていくわけです。
まずは大事な水平線がどこに引いてみるところから始めて、それをチャートパターンに当てはめられるようになるまで、練習してみてくださいね!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。
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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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