• RSIって何なの!?という所から解説!
  • RSIのパラメーター設定はどうすれば良い?
  • 他のテクニカル指標と一緒に使えば弱点は補える!?

みなさんはオシレーター系テクニカルは使っていますか?
オシレーター系というのは、メインチャートの下とかに別のサブチャートが表示されていたりするアレのことです。
「見方がいまいちよく分からないんだよなあ…」っていう人もいるかもしれません。
そんなオシレーター系のなかで、もっともよく使われているのがRSI。
まずはRSIをきちんと理解して、オシレーター系に慣れていきましょう!

RSIの基本を理解しよう!

RSIって何?相場の買われすぎ、売られすぎを見極める!

lab10740-1

RSIは下のサブチャートの赤いラインのことです。

0~100%の値で表現され、数字が100に近づくほど買いの勢いが強い、買われすぎを表し、数字が小さいほど売りの勢いが強い、売られすぎを表します。
一般的にRSIが70%以上で買われすぎ、30%以下で売られすぎという判断をします。

ちなみに、50%が真ん中なのでフラットな状態ですね。
上げ相場では、この50%以上の状態で推移することが多く、下げ相場では逆に50%以下の状態で推移することが多くなります。

RSIの重要な値はこの30%、50%、70%。
ねっ、シンプルでしょ?

ザッと見方は分かったと思いますが、RSIには弱点もあるので、それも覚えておいてください。
RSIは強いトレンドが出ちゃうと、30%や70%を超えたところで張り付いてしまって、使い物にならなくなっちゃうことがあるんです。
強いトレンドには弱くて、RSIのメーターが振り切られちゃうんですね。

この弱点を頭に入れながら、RSIの特徴を生かしていくのが、RSIをうまく使っていくうえでのポイントになっていくわけです。

RSIの計算方法を知っておこう!

RSIの基本的な性質については分かったと思います。
そこを分かっていれば、RSIを使うことも可能なんですが、テクニカルをうまく使うためには、そのテクニカルのことをよく知っておくことが大事!
といっても、計算式は覚えなくてもOKなので、読み飛ばして頂いても平気ですよ~!

それでは、どういう仕組みでRSIの値が計算されているのかを見ていきましょう。
RSIの計算式はこうなっています。

RSI=分析期間の上げ幅の合計÷(分析期間の上げ幅の合計+分析期間の下げ幅の合計)×100

実際に具体例に当てはめて、RSIを見てみましょう。
分析期間を5日間として、その間の価格(前日比増減)が、

120円(-1円)、121円(+1円)、122円(+1円)、124円(+2円)、125円(+1円)だったとして、RSIを計算してみます。

RSI=(1円+1円+2円+1円)÷{(1円+1円+2円+1円)+(1円)}×100=83.33%(小数点3位以下切り捨て)

この価格がここで天井を打って、以降はこのように推移したとします。

123円(-2円)、122円(-1円)、121円(-1円)

すると、RSIは次のように計算できます。

1日後のRSI=(1円+1円+2円+1円)÷{(1円+1円+2円+1円)+(2円)}×100=71.42%(小数点3位以下切り捨て)
2日後のRSI=(1円+2円+1円)÷{(1円+2円+1円)+(2円+1円)}×100=57.14%(小数点3位以下切り捨て)
3日後のRSI=(2円+1円)÷{(2円+1円)+(2円+1円+1円)}×100=42.85%(小数点3位以下切り捨て)

いかがですか?
けっこうシンプルですよね!
この計算式で分かるように、「分析期間の上げ幅と下げ幅のうち、上げ幅が何%なのか」を出したのがRSIなんです。

この上げ幅や下げ幅は、ローソク足の終値と始値の差から出されます。
そして、陽線だったら上げ幅にカウントされて、陰線だったら下げ幅にカウントされていきます。

なので、ずっと陽線だったら上げ幅のほうしかカウントされないのでRSIは100%になりますし、ずっと陰線だったら逆でRSIは0%になるわけです。
RSIの弱点である張り付きがなぜ起きてしまうのか、この計算式を見たらなんとなく分かるんじゃないでしょうか。

RSIのパラメータはどう設定すればいいの?

計算式で「分析期間」というのが出てきましたよね。
この分析期間をローソク足何本分にするのか、というところがRSIで変更可能なパラメータです。

一般的に、このパラメータには14が使われるのが通常です。
RSIの考案者が28日周期というものを信じていたので14が使されていたようですが、その名残が今も残っているんだと思います。
特別な理由がなければ場合は、14を使っておけばOKです。

ちなみに、そのほかにも9だったり25だったり、使われることがあります。
パラメータが小さければ小さいほど、RSIの振れが大きくなるのでポイントとなる30%や70%にタッチする回数が多くなり、サインが出る頻度が増えます。
その代わり、片側に張り付いてしまうダマシが出る頻度も高くなります。

パラメータをイジる場合には、このあたりの性質を十分に理解しておきましょう。
ちなみに、小さいパラメータを使うときは、RSIの他のテクニカルでサインを補強したりだとか、そもそもRSIを補助的な役割で使うといったケースが通常でしょう。

RSIを使った取引の考え方

RSIでレンジ逆張りを狙う!

RSIでは買われすぎと売られすぎを見極めることができます。
なので、基本的な取引の考え方は逆張り。
買われすぎの状態になったら売って、売られすぎの状態になったら買うという取引スタイルになりますね。

ただし、単純にRSIが30%や70%をつけたからといって、単純に逆張りエントリーをするという形だけだと、トータルで勝っていくことは難しいでしょう。
RSIの張り付きという弱点が出てしまうからです。
この張り付きによるダマシを回避するためにどういった条件を追加していくのか、というのがRSIを使った取引におけるポイントになってきます。

例えば、RSIが30%や70%を超えたタイミングでエントリーするのではなく、超えてから反転するのを確認するまで待つと、張り付きの可能性は低くなります。
さらに、反転してから30%や70%のラインを割り込んだタイミングまで待ってエントリーするのもアリですね。

ちなみに、こういった追加条件は何もRSIだけにこだわる必要はなく、別のテクニカルで条件を作ることをおすすめします。
RSIは単独でもトレードはできるんですが、他のテクニカルと併せて使うことも多いんです。
他の記事の中でRSIを組み合わせた手法をいろいろと紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

移動平均線とRSIを組み合わせたFX手法について
一目均衡表とRSIを組み合わせた手法について

レンジだけじゃない!トレンドフォローにRSIを使おう!

一般的にRSIは逆張りのイメージが強いですが、トレンドフォローにも利用することができます。
メーターを振り切っちゃうような強いトレンドでは難しいですが、緩やかなトレンドが出ているような相場に乗って行くのには、意外とRSIは有効に使えるんです。

「トレンドが出ているときは、RSIは50%を挟んでどちらか一方で推移することが多い」と、最初のほうで書きました。
この性質を利用します。
トレンドが出ている状態には、RSIの50%のラインが意識されやすいんです。
ということは、RSIの50%ラインにタッチするのを待って、トレンド方向にエントリーするというわけですね!

短期的に見ればこれも逆張りになるんですが、全体としてはトレンドフォロー。
押し目を狙うときは、こういう形でRSIでタイミングを計ることもできるんです!

ダイバージェンスと注意点

最後に、ちょっと難しいですがダイバージェンスにも触れておきましょう。
ダイバージェンスとは「逆行現象」という意味なんですが、実際の為替レートとRSIの値が逆行している状態のことなんです。
例えば、「価格が上がっているのにRSIは下がってるぞ!」っていう状態ですね。
具体例を見たほうが分かりやすいので、チャートを見てみましょうか!

lab10740-2

オレンジのラインに注目してほしいんですが、価格は上昇していっていますよね。
ですが、RSIは下降しています。
これが逆行現象、ダイバージェンスです。

この現象は、トレンドが終わる兆候を示しています。
チャート見てもわかるように、上昇トレンドだったのが、ダイバージェンス発生後に大きく下降していますね。
このようにトレンドの終了を見極めるときにもRSIは利用できるわけです。

ただし、ダイバージェンスが起きたら必ず反転するというわけではありません。
ダイバージェンスを繰り返しながら上昇し続けるパターンもあります。
なので、RSIのダイバージェンスだけでエントリーをするのは、あまりおすすめしません。
あくまで、他のサインを補強する情報として利用したり、利益確定のタイミングを計るのに使うくらいが、ちょうどいいでしょう。

RSIを使った取引事例

チャート事例

lab10740-3

サブチャートがRSIで、パラメータは14です。

チャートの前半を見ると、RSIが50%以下で推移している状況です。
つまり、下降トレンドが出ているということですね。
ピンクで囲った部分の終わりのほうでは、50%を上抜けしそうな局面もありますが、すぐに押し戻されており、全体のトレンドの強さがうかがえます。
RSIの50%ラインで何度も押し戻されているので、RSIの50%ラインが抵抗ラインとして機能していることが分かりますね。

こういった状況判断をしたうえで、緑で逆張りの売りでエントリー。
そして、イグジットは30%ラインを一度超えてから、再び戻ってきた青のタイミング。
30%タッチのタイミングでイグジットしてもいいですが、トレンドが強いので底を見てからのイグジットのほうが効率が良さそうですね。

全体の状況判断をしてRSIを上手に利用しよう!

エントリーとイグジットは非常にシンプルなんですが、このトレードで大事なのは何よりも全体の状況判断です。
今回はRSIだけを使ってトレンドを判定しましたが、例えば、移動平均線を使ってそれをすることもできます。
他のテクニカルを使っていろんな側面から分析すれば、より確実なトレードが可能になります。

繰り返しになりますが、RSIは他のテクニカルと併用して使われることが多いです。
これは、補助のテクニカルとして利用しやすい側面があるからなんですね。
僕がRSIに対して持っているイメージは、戦士とか勇者タイプではなくて、僧侶とか魔法使いタイプ。

後方支援が得意なRSIをうまく使えば、FXという戦いの場でより広い戦略が取れるようになるはずです。
RSIの性質をしっかりと理解して、他のテクニカルと上手に併用してあげてくださいね!

「チャート重視」でFX業者を選ぶなら!
テクニカル指標の種類、描写ツールを確認!
基本的なテクニカル指標を全て搭載しているFX会社を選ぶようにしましょう。
「描写ツール」や「操作性」もFX各社で差があるので、自分好みのFX業者を選択して取引をする事をおすすめします!
(スプレッド情報も一緒に掲載しています)
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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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