• エリオット波動の第3波をフィボナッチで計算しよう!
  • ゴールデンクロス後の戻しも分かる!?
  • ダイバージェンスと一緒に使ってみよう!

フィボナッチは相場におけるものさしみたいなものです。
このものさしを使えば、目標値の目安を探ることができるようになります。
そういう意味では、フィボナッチを使えば、大抵のテクニカル手法をより効果的に使えるようになるはずです。
それでは、いろんなテクニカル手法の中でどんなふうにフィボナッチを使えばいいか、見ていきましょう!

※以下のフィボナッチの線は、すべて始点が0%、終点が100%となるように引いています。

フィボナッチとエリオット波動理論を使った手法

フィボナッチで、エリオット波動理論の第3波をとらえる!

エリオット波動理論は、もともとフィボナッチの数字をもともと重要視しています。
そのため、いたるところでフィボナッチに関連する比率というものが出てきます。
例えば、その1つがエリオット波動理論における波の大きさです。

エリオット波動理論では、基本の波形パターンが「上昇5波、下降3波」としています。
上昇5波は「上げ」→「下げ」→「上げ」→「下げ」→「上げ」という波に分類されるんでしたよね。

例えば、この最初の「上げ」のあとの調整の「下げ」、これが、フィボナッチ比率分、例えば38.2%だとか、61.8%だとか、そういった押しになるケースが多いんです。
そのほかにも、2回目の「上げ」が、1回目の1.618倍の大きさになりやすいだとか、そういったところでフィボナッチ数が絡んできているわけです。

なので、エリオット波動理論を考える際はフィボナッチ分析は欠かせないもの、とも言っていいでしょう。
さて、具体的にどういう手法が狙い目かというと、やはり、第3波を捉えるために、トレンドが出た後の1波をフィボナッチ・リトレースメントにかけて、2波の押しの限界を探る、というのが王道になるでしょう。

そして、フィボナッチ・エクスパンションを使って、3波の目標値候補を推測し、上げの中、ほぼ天井でイグジットをする、というのが理想形ですね!
ここまでうまくはなかなかいきませんが・・・。

もちろん、38.2%押しをしたことが、エリオット波動理論におけるトレンドが発生したことの十分条件にはならないんですが、少なくとも候補として頭に入れておくということは大事だと思います。
その候補の中から、トレンドの始点を探していくというのが、いいかもしれませんね!

ちょっと抽象的な話になってしまったので、チャート事例で確認してみましょう!

チャート事例

labo10604-1new

オレンジのラインは、オレンジの丸を結んだところを使って、フィボナッチ・リプレース面とを入れて分析した結果です。

ちなみに、このチャートに表示されている前までは、上昇トレンドが続いていて、長期で分析すると、かなり高い水準まで来ている状態です。
そこで起こった大きいとは言いませんが、しっかりとした下げがこのオレンジの丸を結んだラインで出た下げの波、ということです。

この時点ではエリオット波動理論的なトレンドの初動かどうかは分かりませんね。
「可能性としては頭に入れておこう」というレベルでしょうか。
そして、次の戻しがどこまでいくか、どこで止まるかということに市場の注目はいくわけです。
大多数がフィボナッチのこのラインを見ていると思います。

そして、結果38.2%戻し。
半値である50%にも届かなかったということで、この水準ではもう買い圧力より売り圧力が強いとも判断できます。
となると、下げトレンドがでてもおかしくない状態。
このように、どの比率まで届くのかっていうのはけっこう重要だと思います。

ちなみに、このあと緑の水平ラインが3波が1波の161.8%の大きさになった場合の終点。
おしいですけど、ちょっと届いてませんね。
どちらかというと、フィボナッチ・リプレイスメントの161.8%ラインが強めに揉んでいて、意識されている感じ。

ただ、フィボナッチ分析を絡めれば、こんなふうに目標ラインというのをチャート上に描きつつ、エリオット波動理論の波を読んでいくことができるようになるわけですね!

フィボナッチと移動平均線を使った手法

移動平均線のゴールデンクロス後の戻しをフィボナッチで狙う!

移動平均線における最も有名な取引サインと言えば、ゴールデンクロスとデッドクロスですよね。
ですが、このサインってちょっと出てくるのが遅いという特徴がありましたよね。
で、サインで機械的に入ったら、そのあとちょっと戻してから下がり始めたっていうパターンを経験したことはありませんか?

その戻しに耐えられず損切りをしちゃったりとかしたら、最悪ですよね。
フィボナッチは戻りの水準を見極められるという特徴がありました。
この性質をうまく使ってやろう、というわけです。

取引のトリガーはあくまでゴールデンクロス、またはデッドクロスです。
そのサインを見届けたあとに、戻しを待ちます。
そのまま吹っ飛んでいっちゃったらあきらめてください!(泣)

その戻しをフィボナッチ・リプレイスメントで分析して、戻りの先端を捉えるのが狙いです。
ちなみに、その戻りが50%を超えて、61.8%とかまで行ってしまうと、わりと深押しした状態なので、買い圧力と売り圧力が拮抗している可能性があります。
もしかすると、移動平均線のサインがダマシになるパターンも頭に入れておくのもアリかもしれませんね!

それではチャート事例を見てみましょう!

チャート事例

labo10604-2

テクニカルは、紫色のラインが移動平均線の200本線、青色が20本線、水色が5本線です。
オレンジのラインは、オレンジの○を結んだラインのフィボナッチ・リプレースメントによる分析結果。

全体の分析は移動平均線を使います。
まず、200本線が緩やかな上昇から横ばいへ変化しつつあるなか、ローソク足が一度上に抜いて、すぐに抑えられた形。
全体の流れとしてはいったん下にいきそうですね。

そのなかで、5本線と20本線がデッドクロスします。
これが取引のトリガーとなるサインです。
このチャートの場合は、サインが出た時には、すでにある程度状態です。

この戻りがどこまでいくかをフィボナッチ・リプレイスメントで分析します。
ローソク足の動きに注目ですが、38.2%のラインで押さえられた状態が続きます。
しかも、このラインとほぼ同じところに20本線も位置していて、これもレジスタンスとして機能していますね。

この2つを根拠にここが売りエントリーポイントとなるわけです。
イグジットは移動平均線ベースでもいいですし、フィボナッチ・エクスパンションを使ってもOKです!

ちなみに、きれいに161.8%ラインのところで、一度揉んでますね。(このラインはフィボナッチ・エクスパンション的には100%のラインでもあります。)
やっぱり、フィボナッチって意識されてるんだなあ、と実感させられる動きですね!

フィボナッチとMACDを使った手法

フィボナッチを絡めたMACDダイバージェンスによるイグジット

MACDは基本的には移動平均線の進化形なので、さきほどの手法ももちろんMACDでも使うことができます。
ですが、MACDのところではまた別の手法をご紹介しましょう!

それが、ダイバージェンスを絡めたイグジットの考え方です。
これは、どちらかというと毎回このサインが出るのを待つというよりは、イグジットを決断するための補強材料と考えておくくらいがバランスがいいと思います。

ダイバージェンスは何だったかっていうと、価格が上がってるのにMACDが下がっているといったような逆行現象のことで、トレンド終了の兆候となるものでした。
特徴的なのが、下がるのをあまり待たずに早いタイミングでイグジットするということでした。
その分、どうしても根拠としてはちょっと弱くなってしまうところもあるんです。

MACDの解説~応用編~

そこで、フィボナッチについて考えてみましょう。
フィボナッチも目標値の候補を探ることができるという性質がありましたよね。
ただし、これもMACDと同様、それだけで積極的に目標値として使っていいほどの根拠にはなりません。
こっちも根拠とするにはちょっと弱いんです。

ですが、この2つのサインが同時に出たとしたらどうでしょうか?

ちょっと根拠として強くなりますよね。
この2つのサインを同時に確認することで、より自信をもってイグジットができるようになるというわけなんです。
もちろん、この両方のサインが出ても、イグジット後にさらにトレンドが続くことはあります。
ですが、その可能性は縮まりますよね!

チャート事例

labo10604-3

さきほどのチャートと同じ範囲です。
オレンジはさきほどのフィボナッチ・リプレイスメントを、そのまま残しています。
青は新たに追加したフィボナッチ・リプレイスメントです。
サブチャートの緑のラインがMACDで、赤のラインがシグナルです。

まず、薄い緑のラインに注目してください。
きれいにダイバージェンスが起こっていますね。
MACDでトレンドの兆候が確認できるわけです。

さらに、トレンドの途中の波、青の丸で結んだラインをフィボナッチ・リプレイスメントで分析してみると、ちょうど161.8%ラインが、MACDでダイバージェンスを確認した場所になっています。

これでいったんこのトレンドがここで終わりそうという、弱いながらも2つの根拠が確認できたわけです。
こういうふうに、トレードの根拠は多方面から確認することで、より確度を高めることができるんですね!

フィボナッチとボリンジャーバンドを使った手法

バンドウォークの押し目をフィボナッチで狙う!

それでは、ボリンジャーバンドを使った手法を紹介して終わりにします。
ボリンジャーバンドで有名なシグナルの1つがバンドウォークというものです。
トレンドの発生している方向のσ側でずっと上下しながら、ウォークし続ける動きのこと。

強い動きなので乗っていけたらおいしいんだけど、どこで入ったらいいか迷ったことはないでしょうか?
通常は、バンドが広がっていない状態のときに、連続で陽線か陰線がでて、一気に±2σにタッチして、その後の戻りでミドルを割らせないというところから、バンドウォークが始まります。

この最初の戻りのところで、フィボナッチを使います
大きな動きがあったあとは、トレーダーはフィボナッチ比率のラインは意識しているものです。
そして、その方向にトレンドが出るのであれば、浅い戻し(38.2%など)で拾ってバンドウォークにのっていこうとするケースが多いというわけです。

また、戻りを跳ね返したラインが、どのあたりかによっても、今後バンドウォークが起こるかどうかの、参考材料にはなります。
このあたりを総合的に判断して、乗るかどうかを選択することになります。

少し成功率は低めですが、バンドウォークに乗れた場合のリターンは大きいので試してみる価値はある方法だと思いますよ。

チャート事例

labo10604-4

テクニカルはオレンジがボリンジャーバンド、ミドルは20日線です。
青のラインは青の丸を結んだラインのフィボナッチ・リプレイスメントの分析結果です。

まず、薄い緑の矢印の連続した陽線を確認したところが、取引のトリガーになります。
その後、いったん天井を作って落ちてきますが、ここでフィボナッチ・リプレイスメントを使います。

意識するラインは、ボリンジャーバンドのミドルと、フィボナッチ・リプレイスメントのどのラインがサポートとして機能するか。
38.2%以上がサポートになったら、バンドウォークする可能性は高まります。

そして、結果38.2%をいったん割って50%ラインにタッチしますが、終値ベースでは38.2%をキープしている形。
サポートとしては機能しているので、この動きを見て買いエントリーです。
このあと、ミドルを割られたところでこのシナリオをあきらめて、イグジットするイメージです。

今回はうまくバンドウォークとなり上へ走る結果になりました。
フィボナッチを使ってピンクのところで利食えたら理想的なかんじですね!

といことで、いろいろとフィボナッチを使った手法を見てきましたが、本当にいろんなところでフィボナッチって使えるんだということを実感していただけたんじゃないでしょうか。

実際に自分でチャートを見る時も、フィボナッチ、ぜひ使ってみてください!

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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