• ダウ理論×移動平均など4パターンを紹介!
  • トレンド、レンジそれぞれのおすすめ手法について!
  • ダウ理論とフィボナッチを組み合わせた考え方とは?

ダウ理論は数あるチャート分析理論のなかでも最も基本とも言える理論です。
他の理論でも、ダウ理論をベースにして派生しているようなものもあります。
そういう意味では、基本の基本なので、他のテクニカルを使う際にも、この基本の部分を一緒に取り入れるということは、やりやすいのが特徴。
今回はダウ理論の考え方をベースにしながら、他のテクニカルをどのように使っていけばいいか、解説していきます。

ダウ理論と移動平均線を使った手法

ダウ理論で全体のトレンドを把握して、移動平均線で順張り

移動平均線には、「トレンドが得意だけどレンジが苦手」という特徴がありました

移動平均線の基本について

機械的に判断すれば、レンジの中でも移動平均線を使った取引サインは出てきますが、その多くがダマシになってしまいます。
それを回避するためには、今がレンジ状態ではなくトレンド状態だということを確認したうえで、移動平均線によるトレードをやらないといけません。

ここで、ダウ理論を思い出してほしいですが、原則の1つに「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する 」というものがありました。

ダウ理論の基本について

つまり、ダウ理論的にトレンドを確認することができれば、その転換シグナルが出るまではトレンドが継続しているので、移動平均線が得意とする環境が持続するということなんです。
移動平均線を使う際は、このようにダウ理論による環境把握をすることで勝率をあげることが可能になるんです。

トレンドの波の種類に注意する

この考え方で取引する際の注意点をもう1つ。
これもダウ理論の原則ですが、「トレンドには3種類ある 」というものがありました。
これは、トレンドはいろいろな大きさの波があって、それが複合的に絡まり合ってできるのが相場だということです。

さきほどの話に絡めると、明確に発生したと判断したトレンドがどの大きさの波なのか、ということは常に意識しておいたほうがいいでしょう。
簡単に言うと、大きな波でトレンドが継続していたとしても、短期的な押し、調整の小さな逆行トレンドは起こりえます。
なので、「その調整の波によって損切りさせられてしまうことがないようにしましょう!」ということなんです。

ということで、チャート事例に行ってみましょう!

チャート事例

labo10579-1new

濃い青のラインが移動平均線の20日線、薄い青のラインが5日線です。
オレンジのラインが上値、下値を結んだもので、ダウ理論を判断する際に使っています。

さて、最初はピンクの矢印にあるように下降トレンドが出ていましたが、太いオレンジのラインのところで、前回の下値を守りつつ、高値を更新していっているので、トレンド転換のシグナルとみなすことができます。

ここから、「上昇トレンドが発生しているな」という状況判断をします。
上昇トレンドが出てきているということは、ダウ理論的に転換シグナルが出るまでは移動平均線が得意とする相場が続くということですね。

ここからは、移動平均線を使った取引をしていくことになります。
濃い緑がエントリーポイントで、薄い緑がイグジットポイントになりますね。
こんなかんじで、全体の環境認識をダウ理論で、実際の取引サインを移動平均線で確認するという役割分担が、この2つのテクニカルをうまく使うコツなんです!

ストキャスティクスとダウ理論を使った手法

ストキャスティクスが使える相場かどうかをダウ理論で判断!

さて、次はストキャスティクスを使った手法です。
移動平均線とは逆で、オシレーター系のストキャスティクスが得意とする相場はレンジ相場です。
逆にトレンドが発生している相場だと、ストキャスティクスはあまり役に立ちません。

まったく逆の特徴を持っていますが、ダウ理論を使うときは同じ考え方を使ってやっていきます。
つまり、ストキャスティクスを使って取引サインを判断していくことになりますが、ダマシが起こりやすい環境にあるのか、それともサインがちゃんと機能しやすい環境にあるのか、ということをダウ理論を使って判断するわけです。

もし、トレンドが発生してしまったのであれば、そのトレンドは転換シグナルが出るまでは続くんでしたよね。
ということは、その間はストキャスティクスはお休みしていればいいということです。

自分が得意なテクニカルは皆さんそれぞれできてくると思います。
それぞれのテクニカルには合った相場と合わない相場があるんです。
もちろん、相場によってテクニカルを使い分けることができれば、それに越したことはないですが、自分が使っているテクニカルに合った相場がないようなときはどうすればいいんでしょうか?

取引をしなければいいんです。
「休むも相場」、有名な言葉にもあるとおり!

ということで、何もストキャスティクスだけに限ったことではなく、相場すべてにおいて言えることなので、頭の中にぜひメモしておいてくださいね!

チャート事例

labo10579-2

オレンジのラインがダウ理論を判断するために上値と下値を結んでいったラインです。
サブチャートに表示しているのがスロー・ストキャスティクス(5、3、3)で、緑の実線がD%、赤の点線がSD%です。
過熱感を示すグレーの点線の水平ラインは上が80%、下が20%です。
これを超えた水準に入ると、買われすぎ、売られすぎ、ということですね。

まず、ダウ理論的にチャートを見ていると、所々でトレンドが発生しそうな動きもしていますが、上下のレンジをブレイクすることができず、太いオレンジのところではトレンドを崩す動きが出ている状態です。
トレンドが出ていない状態なので、レンジ相場になりそうだと判断できます。
といことは、ストキャスティクスが使えそうな局面ということです。

あとは、上下のレンジを頭において、ストキャスティクスのサインに従ってトレードを続けていくだけです。
グレーの点線ラインを超えたところでのクロスというサインに従って取引をしていきましょう。

緑のところで買い、ピンクのところで決済、そして、新規売りをエントリー。
そして、取引を進めると青のところでダイバージェンス(値が下がっているのに、ストキャスティクスによる売られすぎ度が下がっている状態)が確認できます。
ピンクの売りはここでイグジット。
新規取引のサインは出ていないので、新規買いは入れれませんね。
そして再び、2個目のピンクのところで売りを入れる……、とこういう感じでレンジを抜けるまでは、この繰り返しとなります。

いつかはレンジを抜けますが、そのときは損切りです。
そして、レンジ抜けが起こると一気に上下に動く可能性が高いので、レンジを抜けたところに必ずストップを置くことがポイントですね。

ちなみに、ストキャスティクスはいろいろありますが、今回はスロー・ストキャスティクスの標準的なパラメータ5、3、3を使っています。

ダウ理論とフィボナッチを使った手法

フィボナッチは、ダウ理論のトレンド追随のためのものさし

フィボナッチは相場のものさしとも言われるくらいなので、いたるところで使うことができます。
もちろん、ダウ理論との相性もバッチリ!

いろいろなケースで使うことができます。

例えば、トレンド転換のシグナルは、最初は上値、下値を更新できないところから始まりますが、このときにフィボナッチ比率の重要ラインで押さえられることが多かったりします。
また、トレンド継続の時はジグザグの波を作って、値を更新して戻して、値を更新して戻して、の繰り返しになりますが、この戻しもフィボナッチ比率となることが多いです。

つまり、ダウ理論は上下のジグザグの波の連続としてみますが、この波がフィボナッチ比率になりやすいといことです。
ダウ理論にフィボナッチというものさしを使えば、取引がしやすくなりそうでしょう?

チャート事例

labo10579-3

オレンジのラインでダウ理論のトレンドを見ています。
難しいことを考えずにチャートを見れば分かるように、下降トレンドの中にあります。
また、ダウ理論的に考えても、上値下値を切り下げ続ける流れが続いていて、トレンド継続中です。

そして、下降トレンドのなかの戻しに注目してみましょう。
チャートに赤字で書いてあるのは、直前の波の大きさに対してどれだけ上に戻したのか、という数字です。
50%だったら、「直前の波で値を10下げていたら、5戻しましたよ」ということです。

これに注目してみると、61.8%上に戻して下がっていき、38.2%戻して下がり、50%戻して下がり、という流れです。
このように戻りの目安があらかじめフィボナッチ比率によって候補が分かるので、これを利用して短期的には逆張り、大きな流れでは順張りのエントリーができるわけです。

実際には、もう1つ下位の足を見て、フィボナッチ比率のラインで頭を押さえられたあとに下げトレンドが発生したところでのエントリーとなります。
ストップはそれぞれ、オレンジのジグザグのラインで書いた直前の上値を更新されるラインに置きましょう。

ダウ理論とエリオット波動理論を使った手法

エリオット波動理論をベースに、短期的なトレンド転換シグナルにダウ理論を利用

エリオット波動理論は、ダウ理論より後にできたチャート分析理論で、もともとダウ理論をベースに構築されています。
考案者のラルフ・ネルソン・エリオットも「(エリオット波動理論は)ダウ理論の必要な捕捉である。」と述べているそうです。

ということで、根底にある相場に対する考え方というのはエリオット波動理論もダウ理論も基本的には同じ。
なので、併用はかなりしやすいと言っていいでしょう。

前置きはこのくらいにして、エリオット波動理論は「上昇5波、下降3波」といった波形がとても有名です。
この部分でエリオット波動理論はダウ理論を進化させたものだと言えると思います。
なので、ダウ理論とエリオット波動理論を併用する場合は、波形についてはエリオット波動理論の考え方を使いつつ、細かいトレンドの判断などの部分ではダウ理論を使っていくという役割分担がスマートでしょう。

全体の大きなトレンドはエリオット波動理論の「上昇5波、下降3波」に当てはめて考えていくことになるので、上昇の3波目をトレードの狙い目にしたいところ。
2波の戻しはダウ理論的に短期のトレンドが出ているはずなので、そのトレンドの転換シグナルが出たところでのエントリーを狙うというのが基本戦略になります。

エリオット波動の基本について

チャート事例

labo10579-4

オレンジ色のラインはエリオット波動理論の波形を分析したラインです。
波形の出発点、1波の始点は長い下髭の反転のサインからのスタート。
その後、2波の調整の押しがあり、この押しの限界でのトレンド転換する赤いところが狙いとなります。
その転換をダウ理論を使って分析していきます。

下位の足で細かく見てみましょう。

labo10579-5

オレンジのラインはさきほどのチャートと同じものです。
赤いラインで細かくトレンドを見ていきましょう。

最初はエリオット波動理論の2波で短期の下降トレンドですね。
これが崩れるのが太い赤のラインのところ。
ここで上値下値切り上げの形ができます。

そして、エントリーは青いところ。
ここで発生した短期の上昇トレンドが、大きな流れの上昇トレンドにつながり、エリオット波動理論の3波に育っていくというシナリオです。
ストップラインは、エリオット波動理論の原則が崩れる2波を下回るところに置くことになります。

今回はダウ理論を組み合わせたFX手法のご紹介でした。

FXをお得に始める会社2社を紹介!
DMMFX
FXトレードLABからDMMFXの口座開設&取引条件を満たして頂くと28000円もらえます。 通常は2万円なので8000円分お得になります! まだDMMFXの口座をお持ちでない方は是非!
DMM FX
外為ジャパン
外為ジャパンの口座開設&取引条件を満たして頂くと最大で23000円もらえます。 トレードでの利益目標以外にも、こういったキャッシュバック条件を満たす事を目標にやる気がUPする方は是非お試し下さい!
外為ジャパン
The following two tabs change content below.
FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

▲ トップに戻る

FXネオ
リピート系注文とは
GMOクリック証券
仮想通貨
FX業者について
FXとは?
FX初心者入門講座
FXの手法
FXのチャートについて
経済危機
FX自動売買
FXニュース
FXの本
主要経済指標の見方
デモトレードおすすめ活用法
資産運用の比較
節約術
投資商品

管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

にほんブログ村 為替ブログへ
ブログ村ランキングへ


人気ブログランキングへ



  • DMM FX
    外為ジャパン
  • Copyright (C)2017 GV inc. All Rights Reserved.