• グランビルの法則と相性の良いテクニカルは!?
  • 全部で5種類の組み合わせを解説!
  • エントリーの考え方を勉強しよう!

グランビルの法則は長期的なトレンドの流れを見るのにとても役に立ちます。
この法則を使うことによって、トレンドの波に乗ったスマートなFXトレードが可能となります。
しかし、グランビルの法則に他のテクニカル指標を併用することによって、よりスマートな取引が可能になります。
今回は、グランビルの法則と、その他のテクニカル指標の併用方法について解説していきます。

グランビルの法則と短期移動平均線を使った手法

グランビルの法則で大きなトレンドをつかんで、短期移動平均線でタイミングをうかがう

まずは、グランビルの法則と短期移動平均線のサインを併用したやり方から見ていきましょう。
いずれも、移動平均線をつかったテクニカル分析ではありますが、役割を分担させることで有効に使いこなすことができます。

イメージとしては、グランビルの法則で大きなトレンドの発生タイミングをうかがいます。
大きなトレンドを見るのがグランビルの法則なので、長期移動平均線を使いましょう。
狙うタイミングは一番値幅が取れて効率のいい買いシグナル2、または売りシグナル2。
下記ページも参考にしながらご覧ください。
グランビルの法則の基本についてはこちら!

トレンドの転換を確認して、買いシグナル1を確認したあとの押しを狙うわけですが、グランビルの法則だけでは、その後にどのタイミングでエントリーすればいいかが少し曖昧になってしまいます。
そこで、その細かいエントリータイミングを別の移動平均線を使って探っていきます。
いろいろな方法がありますが、ここでは一番シンプルに短期の2本の移動平均線を使ったゴールデンクロス、デッドクロスを使っていきましょう。

ポイントはグランビルの法則で長期のトレンドを確認していって、トレンドが出る方向性を核にしたうえで、短期移動平均線で実際にエントリー注文を執行していく感じで。
グランビルの法則では基本に従って、日足で200日線を使っていきましょう。
また、短期移動平均線は5日線と20日線を使ってやっていきます。

チャート事例

それでは実際のチャート事例を見ていきましょう。
日足でエントリーするスイングのイメージです。
まずは大きな流れをつかむために、週足から。

lab10576-1

紫の実線ラインは移動平均線の40週線、多少ズレますが200日線を週足で見る目的で表示しています。
紫の点線ラインは移動平均線に対応するエンベロープの10%ラインです。

全体の流れをこれで見てみると、移動平均線の傾きが右下がりからほとんど横ばい、あるいは右上がりへ移行していくタイミング。
その中で赤いところで、ローソク足が下から上に40週線を抜いています。
これが、買いシグナル1ですね。

狙いは青いところの買いシグナル2のタイミング。
このあとは、薄い緑矢印ラインで描いたラインがシナリオとして想定できますね。
ちなみに濃い緑ラインの流れになって、前回下値を割ったらグランビルの法則のシナリオが崩れるので損切りですね。

さて、エントリーを狙うのは、この小さい流れでの下げが一服して上げ始めるところ。
それを、短期の移動平均線で見極めていきましょう!
日足に切り替えます。

lab10576-2

紫のラインは200日線、さきほどのチャートの紫の実線ラインとほぼ同じラインです。
そして、薄い青が移動平均線の5日線、濃い青が20日線です。
この2本でエントリータイミングを探りましょう。

週足で想定するシナリオのイメージは薄い緑の矢印です。

まず1回目のゴールデンクロスの濃いオレンジでエントリー。
そのまま200日線上抜けで上げていく流れになりますが、動きが早すぎるのまあって押さえられて再び200日線を割ってきます。
そして、薄いオレンジのところでデッドクロス発生。
いったんここでイグジットしましょう。

次に緑のところで、再度、ゴールデンクロスが発生するので、もう一度エントリー。
今度は200日線を抜けてきました。
このあとは、大きな流れのグランビルの法則に従って基本はホールドです。
あるいは、細かくトレードを刻む場合は、上目線を基本にして、短期移動平均線のサインで取引を繰り返すのもありでしょう。

最終的なイグジットのタイミングは、グランビルの法則の売りシグナル1か、売りシグナル4が出るところ。
今回は最初のチャートのエンベロープの10%ラインを売りシグナル4とみなして、そこをイグジットポイントとします。

グランビルの法則とMACDを使った手法

基本は移動平均線と同じ、短いタイミングをMACDで探る!

MACDは移動平均線のサインをより早く出すようにした進化形です。
基本の使い方は移動平均線と同じです。
グランビルの法則で全体の流れを把握して、大きなトレンドに乗っていく全体方針を決めます。
そして、そのトレンドの先端の初動の小さな波の発生を、MACDを使ってとらえていくイメージです。

そのうえで、さらにMACDのオシレーター系指標としての特徴、ダイバージェンスを利益確定のタイミングをとらえるのに使えるとさらにいいですね!
これは状況によりけりですが、グランビルの法則の買いシグナル2がはまった場合は、強いトレンドが出るはずです。

その強いトレンドの中では、下がったのを確認して利益確定をするよりも、上げのなかで利益確定したほうが利幅が広くとれることが多いです。
そのために、実際に勢いが出た時にはMACDのダイバージェンスを待って利益確定という方法をとるのも手です!

MACDの応用について

ちなみに、グランビルの法則も移動平均線と同様、200日線を使いましょう。
MACDのパラメータはデフォルトのものでOKです。

チャート事例

lab10576-3

紫のラインは移動平均線の200日線。
サブチャートのほうは緑がMACDで、赤がシグナルです。
チャート範囲は移動平均線のところで出した日足と同じ。

週足による全体の流れの分析は同じなので省略します。
MACDのエントリータイミングの探り方を見てみましょう。

まず、赤のところできれいな買いサインが出ていますね!
ここで、200日線を大きく上抜けする動きが出るのを期待してのエントリーになります。
ですが、200日線を一度は上回りますが、オレンジのところでMACDのゼロラインに頭を抑えられる形で下に戻す流れ。
MACDがデッドクロスしたところで、いったんイグジットしましょう。

そして、緑のところで再度、MACDがゴールデンクロスでシグナルを抜いてきそうな形。
しかし、ちょっと角度が微妙でシグナルを抜き切るか微妙な動きなので、すぐには入れませんね。
MACDがシグナルの上に行って、角度が出だしたところがエントリータイミングになります。
あとは、グランビルの法則による大きな流れに乗っていってイグジットタイミングを待てばOKです。

今回はそのあと、グランビルの買いシグナル2のとおり、強いトレンドがこの後でました。
強いトレンドが出た場合は、利益確定のタイミングにMACDのダイバージェンスが使えるので、MACDを使った利益確定タイミングの場所を見てみましょう。

lab10576-4

これは、さきほどのチャートの続きです。
強いトレンドが出たので、長期目線でホールド中ですが、オレンジのところでダイバージェンスが出ました。
ここがいったん頃合いと判断できるので、赤でMACDデッドクロスがでたところでイグジットとなります。

グランビルの法則とボリンジャーバンドを使った手法

ボリンジャーバンドの逆張りでエントリー

次はボリンジャーバンドを使った手法について見ていきましょう。
今までと同様、グランビルの法則で全体の流れを見て、細かいエントリータイミングをボリンジャーバンドで探る形になります。

移動平均線、MACDと異なるのは、ボリンジャーバンドが逆張り目線のエントリーに使うことができるということ。
そして、グランビルの法則による買いシグナル2は、トレンドが発生しそうなところの最初に押したところを狙ってエントリーする手法です。
押した部分に注目すると、逆張りエントリー。
なので、この局面を狙うには、逆張りエントリーが得意なボリンジャーバンドは相性はいいですね!

ちなみに、ボリンジャーバードのパラメータは日足では20日を使用していきます。

チャート事例

lab10576-5

紫のラインが移動平均線の200日線。
赤の7本のラインがボリンジャーバンドです。
ちなみに、太いラインがミドル、ミドルより上側の3本が1σ~3σ、下側の3本が-1σ~-3σです。

週足の分析は今までと同様です。
買いシグナル2で200日線を割ってきたところを狙って、逆張りでボリンジャーバンドの-2σを割って来たタイミングでエントリーします。
チャート上のオレンジのところですね。
あとは、グランビルの法則に従って、売りポイントがくるのを待つ形になります。

あくまで、グランビルの法則のシナリオで入っているので、オレンジの1つ目でエントリーした後、ホールドし続するのが原則です。
でも、少し細かく取引をするのであれば、グランビルの法則による分析の状況が変わるまでは、にボリンジャーバンドの-2σで買って+2σで売るというのを繰り返すのもアリでしょう。
ただし、バンドウォークが始まると置いていかれる可能性が高くなるので注意が必要です。

ちなみに、そのときは最終のストップラインは、グランビルの法則が崩れる、週足ベースでの前回下値を更新したところに置きましょう。

グランビルの法則とダウ理論を使用した手法

ダウ理論的視点を加えることで、トレード根拠を補強

さて、ここまでは、グランビルの法則で全体のトレンドを確認して、それに沿った形のエントリータイミングを他のテクニカルを使って探るというパターンの手法を紹介してきました。
次は、グランビルの法則を使った全体のトレンドの分析を補強するような、チャートの分析の目線について紹介していきます。

その補強するものというのはダウ理論です。
ダウ理論は、細かい波の分析にももちろん使えますが、どちらかというと大きなトレンドを見ることが得意です。

そして、このダウ理論的視点でチャートを見た場合と、グランビルの法則を使った分析を同時に行うことで、相場分析に二重のフィルタがかけられることになります。
ダウ理論には、「平均は相互に確認される必要がある 」という原則もありました。
つまり、1つの側面からだけではなく多面的に分析したうえで、同じ分析結果が出たほうが確度が高くなるというわけですね。

ダウ理論の基本となる6つの法則とは?

チャート事例

lab10576-6

紫のラインは例によって200日線です。
この200日線に絡むグランビルの法則的な分析は今まで同じ。

ダウ理論的に見ると、赤のラインに注目してください。
ジグザグしながら、下を固めて上がっていくような流れですね。

始めの流れは、ピンクの矢印で書いているように明らかな下降トレンドでした。
この流れが変わったのが、太い赤いラインのところです。
下値を更新できないのが1本目、さらに上値も守れず更新されてしまったのが2本目。
ちなみに、この2本目がグランビルの法則で言うと、買いシグナル1が出たところですね。

グランビルの法則的にはここから上に大きく伸びることが読めるところで、ダウ理論でも大きな流れで上昇トレンドが出ている状態という分析ができます。
両者で方向性が合致しているので、根拠が補強されたことになります。

エントリーはダウ理論が崩れる、前回下値を更新されるまでは、そのラインをストップラインにして買いエントリーを狙うことができますね。
実はこのストップライン、今までの上の事例でもすでに挙げていますが、それって実はダウ理論から導き出したストップラインの考え方だったんです。

グランビルの法則×エリオット波動理論

グランビルの法則とエリオット波動理論は似ている!

以前の記事でグランビルの法則とエリオット波動理論に関して説明しました。
そこで、それぞれの理論の概念図を出しているんですが、それを思い出してみてください。

グランビルの法則の基本
エリオット波動をFXで実践的に使う方法

この2つの理論、実はとても似ているんです。
特に上昇の大きな流れの概念図の形もほとんど同じように見えますよね。
しかし、ちょっとずつ特徴が違う部分もあります。

例えば、エリオット波動理論のほうは明確な取引サインとなるようなものが少ないです。
一方で、グランビルの法則では移動平均線とのクロスという明確なサインがあります。

また、エリオット波動理論の波形は基本は「上昇5波、下降3波」となっていますが、この波はもっと細かく分析することができます。
例えば、相場において狙い目の一番伸びる上昇の第3波は、さらに細かく3波動の波に分けて分析することができます。
そして、その3波動もさらに細かく分けることができたりと、いわゆるフラクタルという考え方を使って分析することができます。
グランビルの法則では、そこまでは細かく波を分けることは想定していませんね。

エリオット波動理論の基本

こういったお互い担い特徴を使えば、より根拠の強い相場シナリオを作ることが可能になるんです。

チャート事例

lab10576-7

これも今まで出てきたものと同じ週足のチャートです。
オレンジのラインでエリオット波動の上昇5波を書いています。
そして、その上昇第3波をさらに細かく、5波動に分解したものを、赤いラインで書いています。

グランビルの法則にせよ、エリオット波動理論にいくにせよ、全体の大きな流れのシナリオは同じです。
200日線を抜けて大きく上に伸びていくというイメージ。
しかし、緑のところで一度200日線に押さえられる動きが出ています。
この動きはエリオット波動理論によって3波を分解することで、「上昇の中の細かい押しなんだ」というシナリオで理解することができます。

グランビルの法則のみでは、この部分は見えないんですね。
そして、この押しの部分が実は最大のエントリー場所なんです。
この波形パターンを頭に入れたうえで、ローソク足で下髭を確認すると、エントリーがかなりしやすくなるはずです。

このように、「この理論だけ!」というように視野を狭くせず、有名な相場理論を一通り頭に入れて、それぞれの理論を補完しながら使えるようになると、相場シナリオを作るときに有効なんですね。

メジャーな相場理論というのは、細かい違いはあるにせよ、矛盾していたりはしないので、いろいろな理論を学んだとしても、「どっちが正しいの?!」っていう状態にはそんなにならないと思います。
それぞれを融合させて上手く使っていくところは、ぶっちゃけ難しいところではあるんですが、役に立つ場面は必ずあるので、有名どころについては一通り頭に入れておくことをおすすめしますよ!

The following two tabs change content below.
FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

▲ トップに戻る

FXネオ
リピート系注文とは
FX業者について
FXとは?
FX初心者入門講座
FXの手法
FXのチャートについて
経済危機
FX自動売買
FXニュース
FXの本
主要経済指標の見方
デモトレードおすすめ活用法
資産運用の比較
節約術
投資商品

管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

にほんブログ村 為替ブログへ
ブログ村ランキングへ


人気ブログランキングへ



  • DMM FX
    外為ジャパン
  • Copyright (C)2017 GV inc. All Rights Reserved.