• MACDの基本を覚えよう!
  • MACDの売買サインについて!
  • MACDはトレンド系?オシレーター系?

MACDは、最もメジャーなテクニカルの1つです。
相場はトレーダーたちの多数決によって動くので、多くの人が知っているメジャーなテクニカルを理解しておくことはとっても大事!
今回は、MACDがどういう仕組みなのかという基本から説明していこうと思います。
仕組みをちゃんと理解することで、より有効にFXトレードに生かしていけるようになるでしょう!

実はトレンド系?MACDは移動平均線でできている!

移動平均線の弱点を補うMACD

MACDは移動平均線の弱点を補う側面があるということについては、以前にも説明したことがあると思います。

トレンドを乗るのが得意な移動平均線ですが、どうしてもトレンド発生を捕捉するサインが出るのが遅くなってくるという弱点がありました。
そのサインをできるだけ早めに出すために、いろんな種類の移動平均線も開発されました。
最も早くサインが出る移動平均線を覚えていますか?

そうです、指数平滑移動平均線(EMA)です。

そして、このEMAよりもさらにサインを早く出すために、このEMAを2本使ってできたテクニカルがMACDなんです!

MACDの仕組み・ルール

MACDの計算式はこうなっています。

MACD = 短期EMA - 長期EMA

つまり、短期と長期の2本のEMAの差がMACDなんです。
式を見るよりチャートを見たほうがわかりやすいと思いますので、チャートを見てみましょうか。

lab10452-1

テクニカルは、青色がEMAの12本線、紫色がEMAの26本線、サブチャートがMACD(12、26、9)です。

MACDの値は、サブチャートの緑色のバーです。
(通常はラインで表現されることが多いですが、ここでは分かりやすくなるようにバーで表示しています。)

2本のEMAの距離(緑で塗っているところ)が、ちょうどサブチャートの緑色のバーと同じになっていることが分かると思います。
これが、MACDの値の持つ意味なんです。

2本のEMAがクロスしているところは、緑色のバーの長さはゼロになっていますよね?
短期と長期のEMAのクロスは、移動平均線のトレンド発生のサインです。
つまり、MACDがゼロラインとクロスするというのは、EMAのゴールデンクロス、またはデッドクロスと同じことなんです。

クロスをより早く見つけるためのMACDのサイン

MACDとゼロラインとのクロスを見るだけだと、EMAだけの分析と変わりません。
MACDではこのEMAのサイン(=MACDとゼロラインのクロス)をさらに早く見つけるために、シグナルというものが使います。

さきほどのチャートでは、サブチャートの赤いラインがシグナルです。
これは、MACDの単純移動平均線(SMA)なんです。
MACDをSMAを使って分析して、MACDが加速するタイミングをとらえるというイメージです。

加速のタイミングをとらえることができれば、MACDがゼロラインとクロスするのを、その手前で把握できますよね。
加速のサインというのは、MACDとそのSMAであるシグナルのクロスですね。
分析対象がMACDになっていますが、1本の移動平均線を使った分析手法と同じことです。

それではもう一度、さきほどのチャートを見てみましょう。

lab10452-2

MACDがゼロラインとクロス(ピンクの星部分)するより前の、MACDとシグナルがクロス(赤い部分)が、MACDのサインになるわけです。
このサインは、MACDがゼロラインに到達するよりも早く出るため、EMAのサインよりも早く出ることになります。

これがMACDの最大の特徴と言っていいでしょう。

パラメータは標準的なものを使うべし!

MACDのパラメータは3つあります。
短期EMAの本数、長期EMAの本数、そして、シグナルのSMAの本数です。

これらのパラメータはどうするのがいいのでしょうか?

MACDはパラメータをコロコロと変える必要はありません。
基本的には最もメジャーなのが、順に12、26、9という組み合わせなので、まずはこれを使ってください。

もし、このパラメータではサインが出ないので物足りないという場合は、8、17、9という組み合わせもあります。
こちらのほうが、サインは出やすくなります。(その分、ダマシも出やすくなりますが。)

しかし、まずは標準的な12、26、9に慣れておきましょう。

オシレーター系としての性格も忘れずに!

トレンドの勢い、過熱感、反転の兆しをチェック!

ここまで、MACDのトレンド系としての特徴について見てきましたが、MACDにはオシレーター系としても使うことができます。

オシレーター系としての基本な見方では、MACDがゼロラインより上にいれば上昇トレンド中とみなして、下にいれば下降トレンド中とみなします。
また、ゼロラインから大きく離れれば離れるほど、勢いは強いということになりますね。

そして、トレンドはいずれ終わるので、ゼロラインから離れていったMACDは、いずれはゼロラインに戻ってきます。
このようなオシレーター系としての見方もできるのが、MACDの特徴ですね。

トレンド発生時はトレンド系、レンジのときはオシレーター系として使う

基本的に、トレンド系はトレンド発生時に強く、オシレーター系はレンジ時に強いというのは、みなさんご存知だと思います。
両方の性格を持つMACDは、これらのいずれにも対応しているので、状況に応じてこれらを使い分けるというのがいいですね。

これは個人的な意見ですが、全体の状況を見極めるのはどちらかというとMACDは苦手だと思います。
なので、全体の状況を他のテクニカル分析を使って把握しつつ、最後のエントリータイミングをとらえるのをMACDを使用するという形が、きれいだと思います。

このように、他のテクニカルと併用して使いやすい、というのもMACDの特徴と言えるでしょう。

MACDサインを使ったベーシックな取引例

MACDとシグナルのクロスがサイン

最初にさきほどのおさらいを。

MACDのトレンド発生のサインは、「MACDがゼロラインを抜ける前に、シグナルをMACDがクロスして抜く」というものでしたね。
そして、このクロスによってMACDが加速して、ゼロラインを抜いていくと、EMA側でのゴールデンクロスが発生するので、本格的なトレンドへとつながっていくわけです。

なので、取引する際のポイントは、以下の3つ。

・ゼロラインを超える動きが期待できること
・MACDとシグナルのクロスでエントリー
・ゼロラインをMACDとシグナルが抜けば、本格的なトレンド発生

これらを確認しつつ取引をすることになります。

また、最終的な利益確定は、MACDだけを使うのであれば、MACDとシグナルの逆のクロスが発生したときがいいでしょう。

それではチャートで見ていきましょう!

チャート例

lab10452-3

テクニカルは、最初のものと同じです。

サブチャートのほうに注目してくださいね。
まず、オレンジ色のところ。
ゼロラインより上ですが、MACDが上昇から下降へと転じてから、シグナルとクロスして下に抜きます。
これが、最初のエントリーのサインですね。

そして、MACDとシグナルがゼロラインを下にブレイクしていきます。
本格的なトレンドが発生したことが確認できます。
ちなみに、このMACDがゼロラインを抜くタイミングで、EMAのデッドクロスが発生していますね。

そして、赤いところでMACDとシグナルがクロスしたところでイグジット。

こんな形での取引が典型的なMACDの取引パターンです。
MACDは奥が深いですが、まずはこの基本の形をマスターしてくださいね!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。
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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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