• 移動平均線とMACDを使ったトレード手法の解説!
  • どう組み合わせるとお互いの弱点がカバー出来る?
  • MACDでエントリー判断をしてみよう!

移動平均線を他のテクニカルと組み合わせる、第2弾は移動平均線の兄弟のような存在のMACDです。
MACDは、まさに移動平均線の弱点を克服するために作られたようなテクニカル。
もとは移動平均線からできているテクニカルなので、組み合わせて使うときの相性も抜群です!

移動平均線の兄弟分、MACDはこんなヤツ

トレンド発生を見極めるサインが早い!

移動平均線ではトレンド発生のサインが遅くなってしまうという弱点がありました。
その弱点をカバーしてくれるのがMACDです。

まずは、簡単なMACDの説明から。

移動平均線で指数平滑移動平均線(EMA)ってありましたよね?
あれも移動平均線でサインをできるだけ早く確認するために、直近の値動きに対する感度を強く改良されたものでした。

MACDはこの指数平滑移動平均線を2つ使ってできているテクニカルで(12本線と26本線を使うのが一般的)、それよりもさら早くサインが出るように作られているテクニカルなんです。
具体的な仕組みはMACDのところで詳細に説明しますが、今回はとにかくサインが早いんだっていうことだけ、頭に入れておいてください。

そのMACDの代表的なサインというのがこれです。

labo10356-1

サブチャートの緑色のラインがMACDで、赤色のラインがMACDシグナルです。
このMACDシグナルをMACDがブレイクしたときが、サインとなります。
サインの持つ意味は移動平均のクロスと同じですが、そのタイミングを移動平均線の12本線と26本線のクロスと比べてみてください。
だいぶ早いですよね。

MACDにはオシレーター系的特徴も!

ここまで、MACDは移動平均線に似たヤツなんだということで、トレンドフォロー系の特徴を説明してきました。
でも、MACDにはオシレーター系の性質もあるんです。

RSIでも出てきましたが、ダイバージェンス(逆行現象)というのがMACDでも確認できることがあります。
このようなトレンドの転換の兆候を捉えられるというのは、移動平均線にはない性質なので組み合わせて使う際には有効ですね。

MACDの弱点もおさえておこう

簡単にMACDについて紹介してきましたが、最後に弱点についても整理しておきましょう。

MCADの弱点は、サインが早めに出る一方で、サインが出てもトレンドにつながらないという、いわゆるダマシが出やすいところです。

また、レンジでのもみ合い相場の場合には、MACDとMACDシグナルが絡み合ってクロスを繰り返すので、サインが役に立ちません。
これは移動平均線と同じですね。

あとは、MACDは移動平均線でいうところの傾きという要素がないため、全体のトレンドを見極めにくいという一面もあります。

もちろん、MACDの値がプラスであれば短期的な上昇トレンドで、マイナスであれば短期的な下降トレンドだ、というくらいの判別はできます。
しかし、もう少し広い目で見て、それが全体トレンドに乗った動きなのか、全体のトレンドの中の押し目の動きなのか。
そこまではMACDだけでは、ちょっと判別しづらいというわけです。

長期の移動平均線で全体を把握、MACDでエントリーが基本戦略

移動平均線とMACDの役割分担をしっかりと!

さて、ここからは移動平均線とMACDの組み合わせた戦略を見ていきましょう。

MACDはトレンド発生のサインを捉える早さが特徴でしたが、その早さのせいでダマシも多いという特徴がありました。
この弱点を、移動平均線は全体のトレンドを見極めることによってカバーしていく、というのが両者のメリットを生かしやすい戦略です。

このときの移動平均線の役割は全体のトレンドを見極めることなので、パラメータが比較的長期のものを使います。
日足であれば、長期線として市場で意識されやすい200日線を使うといいでしょう。
複数使う場合は、もう1本は75日線あたりがちょうどいいですね。

(MACDのパラメータについては、大抵のツールではデフォルトになっていると思いますが、最も一般的な(12,26,9)でOKです。)

全体のトレンドの見極め方については長期の移動平均線の傾きやローソク足との位置関係、複数の移動平均線の傾きと位置関係、移動平均線のクロスなど、移動平均線の性質をフル活用してください。

相場の全体を把握して取引をコントロールする総大将が移動平均線。
いざ敵陣に切り込んでエントリーする切り込み隊長がMACD。
そんなイメージの組み合わせです!

取引例1 移動平均線でトレンド発生を見極めて、MACDのクロスでエントリー

MACDが使いやすい局面の1つが、移動平均線がいい感じでクロスしてトレンドが強まりそうなときです。

取引戦略としては、移動平均線のクロスのサインを確認したあとに、押し目を狙うイメージでMACDで順張り方向へのサインが出るのを狙う感じになります。
MACDだけを見ていると、いろいろサインが出ていると思いますが、大きな流れに沿って順張りでエントリーする、というのがポイントです。

では、チャートを見てみましょうか。

labo10356-2

テクニカルは、移動平均線の中期線が75本線(青色)、長期線が200本線、サブチャートはMACD(12,26,9)です。

移動平均線の長期足をみると緩やかに上昇方向です。
その長期線を中期線が上にブレイクするのが、オレンジ色のところで確認できますね。
これによって、全体のトレンドが上昇方向に移っていきそうだろう、というのが分かります。

その後はいったん下落の流れがきますが、200本線で支えられる形で反発。
すると、青色のところでMACDで買いのサインが出ます。
このタイミングがエントリーポイント。

(補足すると、200本線がサポートとして機能したというのも、このエントリーの判断を補強してくれる材料になりますね。)

イグジットポイントもサインの早いMACDを使って、水色のところになります。

取引例2 長期移動平均線でトレンド、MACDのダイバージェンスで押し目を狙う

次は、移動平均線で方向性が出た後のエントリータイミングをMACDで狙う方法です。
取引の基本的な考え方は、さきほどと同じイメージです。
ではチャート(取引例①の続き)を見てみましょう。

labo10356-3

表示しているテクニカルはさきほどと同じです。

全体が上昇トレンドにある中、中期線を割り込む局面があります。
ここでMACDに注目すると、ダイバージェンスが起きています。
つまり、上昇トレンドの中での押し目感が強まっている状況。

順張り押し目を狙うのには絶好のタイミング!

MACDのサインが出るのを待ってもいいですが、ローソク足が移動平均線をブレイクした緑色のタイミングでエントリーしましょう。
これは状況次第、MACDのサインが早ければそちらで入ってもOKです。

イグジットポイントはMACDの反転サインが出たピンクのところになりますね。

ちなみに、この取引例では押し目狙いにダイバージェンスを使っていますが、イグジットの目安として使うことももちろん可能です。
トレンド反転の早い段階で確認できるダイバージェンスは利益確定との相性が良いので、チャンスがあったら使ってみてくださいね。

基本のローソク足と組み合わせた手法についてはこちらの記事!
移動平均線とローソク足を組み合わせたFX手法をご紹介!

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FX課長
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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